デイダラボッチの山日記

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zoom RSS 絶景探訪:剱・立山・タンボ平-その2

<<   作成日時 : 2014/09/25 21:38   >>

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【9月21日 劔沢キャンプ場〜剱岳〜劔沢キャンプ場】

今回の山行目的は簡単明瞭な「リ・ベ・ン・ジ」です。
昨夏、
天候に恵まれなかったことと豊富すぎる残雪に阻まれ(通行禁止令)、
予定通りのコースを歩けなかったので今回もほぼ同じトレールを辿ります。
ちょっとだけ違うのは、
2日目の内蔵助山荘泊をやめて劔沢キャンプ場連泊にしたこと。
最終日に少し負荷がかかっても中日の1日を大切に使いたかったからです。

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鎧をまとった剱岳


剱岳をを目指す多くの仲間たちは真っ暗闇の3〜4時には出立します。
それは、ピストンした後にどこかへ移動する予定があるがためです。
ちょっと距離を置いたキャンプ場からは、
漆黒の岩肌に連なる光の帯や山腹に点綴するヘッデンの明滅を捕えます。
私たちは空にかすかな明かりが感じられるまで待って5時スタート。
それでも劔沢小屋から劔山荘まではヘッデンを灯しました。

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夜明け直前の東の空

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早暁。鹿島槍ヶ岳の右肩から陽が昇りました

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富山平野と日本海もお目覚め

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鎧の襞に侵入開始

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前劔手前の岩場

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盟主剱岳をバックに、ジャンダルム的存在の前劔山頂でパチリ


この前劔山頂に至るまでにも一服劔や武蔵のコル等のクリアを必要とします。
これ以降にも前劔の門や平蔵の頭&平蔵のコル&カニのタテバイなどの、
一般的に言うところの「難所」が待ち受けています。

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金属製ブリッジを渡り終えたところです。昨年はこのブリッジで強風の洗礼に
遭い、ブリッジを手すり代わりにしてわたり切りました

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渡り終えたならクサリに頼って岩を巻きます

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上る途中なのに降りも多々あります

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光と陰

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大日連山と遠く白山。高度を上げていくに連れ徐々に景色も変化していきます

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鮮明ではないものの富士山

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陰の部分がカニのタテバイで
すが人影はほとんどありません。一方左のリッジ部分はカニのヨコバイですが列をなして見えます。多くの仲間たちの行動パターンからちょっとずらしただけで、私たちはスイスイ進めそうです


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いよいよカニのタテバイ劇場の開演です。は外部向けの言葉。私が放った言葉はただ「注意!」のみ。先頭でサッサと登りつめ、初見参の3人に対しても一言の口さえ挟みませんでした

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百戦錬磨の熟(な)れの衆ばかり。これしきの岩場は屁のカッパ。でも記念写真だけは撮っておきましょう

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同上

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同上

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ア〜ッ、カメラの紐が・・・

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胃袋を空っぽにしてしまった不調のタカ3(黄色いヘルメット)が登ってきました

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あと5m

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あと2m


カニのタテバイを乗越してややもすると早月尾根分岐。
そこからは主稜線伝いになるのでこれまでに況しての絶景が得られます。

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山頂附近からの立山・薬師岳など


剱岳は槍ヶ岳や穂高岳に匹敵するだけのブランド・イメージを持っています。
だからなのか多くの仲間たちは祠の前で写真を撮り三角点にタッチすると、
山頂に立ったという事実だけで充足しそそくさと下山開始してしまいます。
槍ヶ岳と異なり結構な広さがあるので長居も昼寝も許されるのに。

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山頂より剱岳プレート・劔沢・立山

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八峰とその奥に五竜岳と鹿島槍ヶ岳。山頂から北に足を延ばして北方稜線の下見をしたのですが・・・はたして訪れる日はやって来るかな

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八峰をズームアップ。長次郎谷には数張りのテントが設けられていて、ロッククライミングを楽しむ仲間も認められました。ギザギザの奥には池ノ平小屋の赤い屋根も

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私たち8人も人並みに三角点にタッチし定番写真も撮りました


剱岳山頂(2999m)は1峰だけ抜きんでて高い独立峰的存在。
その上大きさと広さをも併せ持っているので、
何処の場所に陣取ったとしても即絶景展望貴賓席へと変貌を遂げます。
貴賓席ではあっても流石にコックもウェーターもウェートレスもいません。
なのでみんなでありったけのお湯を沸かしご馳走を分かち合い、
絶景に見守られながら75分もの至福の時を味わったのでした。

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さあ、それではカニのヨコバイを伝って下山するとしましょう!「カニのヨコバイだから横に張り付けた?」じゃないんです。試行錯誤を繰り返してもこのように張り付いてしまうんです
(よく泣くブログだね)

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整備が進んでいて安心安全

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全く渋滞がありません。作戦は大成功です

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カニのヨコバイのハシゴ場。余裕ですね

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ヨコバイコースなのにこれではタテバイですね

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ヨコバイの下部からタテバイを見上げると人影がありません


剱岳登山コースでカニのタテバイやヨコバイと同様の一方通行箇所は、
前劔にもトラバース路として設けられているし、
平蔵の頭にも登る際に降り降る際に登るという変則なスラブとして存在します。

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平蔵の頭のスラブ

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面白い岩。ゴジラ?それともイグアナ?

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スラブを登っているけど下山中。風で紐が・・・

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名残を惜しんで振り返り見ます

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秋めく岩肌

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劔大岩の下を通過中

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手前剣山荘、中央が劔沢、奥が劔沢小屋とキャンプ場。私たちは剣山荘でカレーや飲み物を注文してまったりしました。笑顔を交わしながら

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オヤマリンドウ

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タテヤマアザミ・・・ですか?

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キャンプ場と剱岳


我が家に戻ってからも、
好みの飲み物(人それぞれです)をいただきつつ思い出に耽ったり、
絶景のスケッチをしたりと、
思い思いの時を送りました。
そしてこの日も穏やかに暮れていきました。

*縦撮り写真が所々横に張り付いてしまい見苦しいブログになりました。
 画像編集ページで調べても(正常な数値です)原因がつかめません
 どなたか対処法を教えてください


〜陶の里、駆ければ君もましこびと〜 トレラン益子2014
は24日17時からエントリーを開始しました。
ふるってご参加ください。お待ちしています。
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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
山登りを始めて現在3年目、以前より「いつかは槍・剱に!」と思っていましたが、大変残念な運動神経の持ち主のため、岩場での足の置き方、高度感に慣れることなど学べたら。。と、昨年の夏から時々クライミングジムに通っていました。その頃は、まさか1年後にデイダラボッチさんたちと本当に剱岳に登るとは想像もしていなかったわけですが。。
そしてその夢が叶うチャンスが今回来ましたが、実際に岩場の多い山は経験がなく(一部に岩場のある山はありますが。。)、富士山の時にデイダラボッチさんに聞いてみたら、剱岳に登れないと言ったことはないというお言葉。。そこからまさに可能性が引き出されたと言うか、扉が開いた気がしました。
剱岳登頂では、デイダラボッチさんが要所要所で気を配ってくださったり、イケちゃんが実際の足の置き場を教えてくれたり、ゆっこ婆がずっと後ろで大丈夫、怖くないよ、と励まし続けてくれたおかげで無事下山までたどり着いたのだと思います。
山頂での大パノラマも素晴らしく、あの時見たたくさんの山にいつか登りたいな〜、そしてその時剱岳を見たらこの時のことを思い出すんだろうな、とかそんなことを思いました。
トミー
2014/09/25 22:33
剣岳やりましたね満足そうに見えます 日頃のチーム
ワークの良さが伺います ますます山が好きになるのではないでしょうか 天気に恵まれた山々も一級品ですね その中に居る 幸わせが感じられます
健康でなければ山頂に立てない 幸わせも感じられます
山好きよっちゃん
2014/09/26 07:31
まさにリベンジ剱岳!に参加できてとっても!!嬉しいです。去年の山行は、誘われても恐怖感で同行できず・・・残念な思いをしたので、今回こそ挑戦!の剱岳でした
百名山の録画を何度も見て、ガイドブックを読んで、つまりは登ってみなければ解らない・・・まさにその通りでした。カニのタテバイもヨコバイも、その他にも山頂までは岩又岩の連続。でも、今までの山行でデイダラボッチや山の先輩達に(年齢の事ではなく)教えて貰ったことで慎重さがちょっとは身についたようで、思ったよりスムーズに登れた気がします。山頂でのランチタイムはゆったりと昼寝でもしたくなりそうな得難い時間だったし、下山もより慎重に!剣山荘での生ビールとカレーライスは心に残る満足の味でした。しかし・・・テン場に戻って、スケッチの一枚も描こうと広げましたが、劔にはガスが掛かり、小さな絵筆を持つ手は寒さで震えるし 凍えそうでした
最初で最後の剱岳と思っていましたが、時間が経つとともに、次に登るなら、劔・奥大日岳・称名滝・芦峅寺、薬師岳、笠が岳、野口五郎岳、針ノ木岳等々、期待が膨らんできます。
ハッちゃん
2014/09/26 08:28
トミーさん、おはようございます。
私がこの年になってまで何度も登った山に登り
続けているのは、感動を分かち合うことの素晴
らしさ・山に向かう上での心構え、などを仲間
に伝えたいからにほかなりません。だけどそれ
は「来年3月まで」と決めています。それまで
は、トミーさんのような仲間がたくさん誕生し
てくれるだろうことを糧に頑張ります。
感動の共有と剱岳登頂、おめでとう!
デイダラボッチ
2014/09/26 08:33
山好きよっちゃん、おはようございます。
会議などでは侃侃諤諤口角泡を飛ばしたりしま
すが、こと山行となるとチームワークは最高に
良いです(たまに悪い時もなきにしに非ず)。
健康と仲間、感謝しつつ暮らしています。
デイダラボッチ
2014/09/26 08:43
ハツちゃん、おはようございます。
劔・立山・タンボ平は「案ずるより産むが易し」
の典型だったでしょう?ただ易しかっただけで
なく、緊張と弛緩、憧憬・理想と落胆・現実、
など悲喜こもごもの感情が交錯したかとも思い
ます。山行という行為は自分という人間を見直
し、自分と言う人間を作り上げるための旅。
(いつまで経っても磨ききれない見本が目の前
にいることは放っといて)山行を通して納得の
いく自分を磨き上げてくださいね
デイダラボッチ
2014/09/26 09:38
デイダラボッチさん、こんにちは。
素晴らしいです!
リベンジおめでとう!
富士山、老眼鏡(-_-;)をかけたら見えました(笑)
こうなったら五竜、鹿島槍もリベンジ?
リベンジするほどアルプスは行ってないけど
来年こそはどこか?絶対行くぞ〜なんてね。
セとナ
2014/09/26 13:53
セとナさん、こんにちは。
高が剱岳だからリベンジは大げさなんだけど、
されど剱岳で憧れている仲間も多いですね。
でもリベンジ山行の目玉は剱岳でも立山でもな
く、実は3日目のタンボ平だったんです。
白眉とも言える感動のエリアでした。
ところでその3はいつ仕上がるかな〜?
デイダラボッチ
2014/09/26 14:30
デイダラボッチさん、こんばんわ!
秋の澄み渡った青空の下、薄っすらと富士山
まで望めた素晴らしい眺望、本当に良かった
ですね。皆さん一体となって登り、頂上では
まったりと、心底楽しまれている様子が伝
わってきます。レポ、楽しませていただきま
した。
明日、私達も相棒の膝のチェックに八ヶ岳の
天狗岳を歩く予定です。
のんびり夫婦の山遊び
2014/09/26 19:53
なんと どの場面も凄い絶景、凄いヨコバイ、タテバイ皆さんの顔良いですね。
是非、是非 来年も計画して下さい。
自分達だけでは行けそうに無いです。
テルさんは坐骨神経痛は大丈夫だったのでしょうか?
デイダラボッチさんだけに負担を掛けられないと無理しませんでしたか?
ハツちゃんは2年越しで感動も一入でしょうね。
イケちゃんは泣かなかったのかな?
来年は参加したいなぁ〜。
和子&徹也
2014/09/26 22:08
のんびり夫婦の山遊びさん、こんばんは。
昨年は無念の涙を呑んだ劔・立山・タンボ平で
したが、今回は笑顔が溢れて止まない山行にな
りました。誰にとはなしにありがとう!です。

明日は天狗岳とのこと。佐久側から?それとも
諏訪側から?八ヶ岳連峰はいつ訪れても期待を
裏切らない名峰揃い。素晴らしい思い出を2つ
の峰に残してきてください。
デイダラボッチ
2014/09/26 22:25
和子&徹也さん、こんばんは。
今晩もトレラン益子2014の実行委員会があ
り22時頃に戻ったばかりです。ああ忙しい!
でも、那須や宇都宮から駆けつけて助言してく
れる仲間に励まされて何とか頑張ってます。

テルちゃんは坐骨神経痛も50肩?も大丈夫
ハツちゃんの感動はコメントに現れてるね
イケちゃんは剱岳山頂に大穴を穿っちゃった
デイダラボッチ
2014/09/26 22:49
振り返れば9月30日で山登りをはじめて、まる2年経ちます。昨年の劔はデイダラボッチさんに劔行きたいって言ったら「いいよぉ〜」の一言ひょっこだったけどあれからどれだけ山登って感動わかちあったんでしょうね(笑)
いやぁ〜しかし、タテバイ、ヨコバイもそうだけど、みんなニコニコいい笑顔ですよね!
山頂でのんびり昼食!昨年は絶景もほこらも山頂にはなかったけど今年はあった、あった!
剣山荘でのビールとカレーはGOOD!タカ3も美味しそうに食べてたしね!
そしていよいよタンボ平楽しみにしてます。
うぅんーまた感動がよみがえる〜
イケちゃん
2014/09/27 10:32
イケちゃん、こんにちは。
デイダラボッチがイケちゃんを知ってから1年
半にしかすぎないけど、その僅かな間に北アル
プスの錚々たる岩根を踏破し、南アルプスの全
域にも八ヶ岳にも足跡を印し、そして厳冬期の
日光白根山をもクリアしたね。イケちゃんほど
の優等生は滅多にはいません。益々精進あれ!
感動のタンボ平は現在進行形ですよ。
デイダラボッチ
2014/09/27 11:03
目を閉じれば目の前のでっかい剣岳が浮かんできて目前に広がる雄大な山々が広がってと今だ興奮冷めやらず!の状態です。

今回2度目の剣でしたが個人山行だったら確かに頂上を極めたらすぐに下山体制に入っていただろうと思います。まさか剣の頂上であんなに穏やかな至極の時を過ごせるなんて!

あれだけ渋滞していたカニのヨコバイだってスイスイ降りられたし経験豊かなCL,SLが付いていればこそのコースや時間配分なのを実感し登りながらも山の形や方角でその山名を教えてもらえる有難さはご一緒させてもらった者にしかわからないでしょうね。

登った事のある山ならばその時の感動がよみがえってくるし、未踏の山ならば行きたい!と思う気持ちがふつふつと湧いてくる!

そうだ!!初めて仙人に連れられての山行の時も北と南側の地形の違いを教えてもらいましたよ。
花の名前もいっぱいいっぱい教えてもらいましたよ。

仙人が淡々と歩きながら教えてくれること、そして学びながら経験を積まなければならないことがまだまだそれこそ山のようにあります。

いつまでも仙人と一緒に歩かせてください!!歩きたいです。



ゆっこ婆
2014/09/27 11:08
ゆっこ婆、こんにちは。
今日は土曜日。でも自由業は自由がきかない業
種だから仕事?いや11:08送信ってことは
休日かな?なんて詮索しちゃってます。やっと
ある程度の時間が取れるようになったみたいだ
けど、時間には限があるから登りたい山をピッ
クアップして優先順位をつけるといいね。
この年寄りはあと何回ゆっこ婆と歩けるか知れ
やしない。でも同行が叶ったならば一つ一つの
山を心底慈しみながら歩くことにしましょ!
デイダラボッチ
2014/09/27 15:11

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絶景探訪:剱・立山・タンボ平-その2 デイダラボッチの山日記/BIGLOBEウェブリブログ
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