奥日光スノーシュー・トレッキング

【1月30日 奥日光スノーシュー・トレッキング】

今回の企画“奥日光(刈込湖・切込湖)スノーシュー・トレッキング”
は、“ヤッホー宇都宮”による。
その会員であり今回の提案者であるT さんがチーフリーダーを務め、
同会員であるA&K夫妻と私(一応はサブリーダー)、
会友のSさん、Kさん、Iさんの計7人で編成を組んだ。
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刈込湖湖上にて。スノーシューいろいろ

光徳の県営駐車場にT+S、A&K、私+K+Iの3台が集合してから、
私の車1台を残して湯元の県営駐車場に移動。
そこで身支度を整え準備体操をしてから湯元泉源へ。
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泉源は銀世界と湯小屋と立ち上る湯気とで異次元世界

空はチョット重めながら風も弱く先ず先ずのトレッキング日和だ。
スノーシューとダブルストックで装備して勇躍スタート!

このコースを何度も歩いた経験のあるTリーダーは、
初っ端の金精道路への登りがキツイと百も承知なので、
ユッタリペースを保って歩いてくれる。
身体が程よく温まったころ金精道路に飛び出し、
真向かいの白無垢の山道に踏み入った。
夏道は斜面をトラバースしつつ真っ直ぐ小峠に向かっている。
でも7人は、冬季限定の蓼ノ湖(たてのうみ)経由小峠を選択した。

トレースらしき溝は感じられるものの踏み跡は掻き消えてなく、
相変わらずの白無垢の世界に7人は大満足!
嬉々としてスノーシューを繰り出す。
エッチラオッチラ稼いだ標高の5分の3程度を下ると蓼ノ湖に到着。
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蓼ノ湖到着寸前に7人を追い抜いていった単独行者が、
湖の畔を時計回りに歩いて行ったが、ピッケルで氷の厚さを確認して
安全を確信した7人は、最短距離の氷上雪原を両断して対岸へ。
スッキリ!
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湖上に謎の雪女(?)3人

湖を過ぎると
「これぞスノーシューの醍醐味!」
といった感じの緩斜面が小峠へと続いている。
吹きさらしの湖上は積雪20cmでしかなかったが、
落葉して遠くまで見透かせる疎林ではあっても流石に樹林は樹林、
風に吹き飛ばされる確立は極端に少なくなるから、
平均して70cmの表面が程よく締まった雪を抱き抱えていてくれた。
その雪をダブルストックとスノーシューとが確実に捉え、
心地よくリズムを刻んだ。
「サクッサクッ!シュッシュッ!」

やがて小峠到着。
記憶からも等高線からも狭隘な門あるいは関所のようなイメージを
拭いきれないが、一面白無垢のこの時季の峠は
狭隘どころか開豁で爽快な景色を呈してくれる。
しかし等高線の狭まりは正直だ。
小さな雪球がゴロゴロ転がっていたしデブリ跡も見かけた。
「注意!注意!」
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小峠でくつろぐ
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小峠にも出没した年齢不詳の三婆烏(さっきは雪女だったっけ?)

夏季の刈込湖への道は、小峠から一旦軽く登って一気に下るのだが、
冬季は、ほぼ等高線と平行に広い谷筋を歩き、
55m標高を下げればそれでOK!
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小雪が舞い踊る中、脚も表情も緩々のまま刈込湖を目指す
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雪の中に遭難者発見!
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美味しいことに、小峠から先夏道にトレースは残っていても、
谷筋に人間が歩いた気配は全く無かった。Tリーダー嬉しそう

苦もなく広大な雪原状の刈込湖畔に到着。
夏道を降りてきた単独行者のオレンジ色のウェアーが、
倒木の上に黙然と座している意外は全て冬ザレのモノトーンの世界。
なのにゴッホの“ひまわり”のような明るさと温かさが感じられた。
価値観を同じくする7人の侍(?)の心の波動が光と熱を発している
に違いない。
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湖畔をはしゃぎまわる

再び氷の厚さを確認。
カチカチに凍りついた青氷や透明の氷ではないものの、
20cmはあるので“危険なし”と判断した(でもお勧めはしない)。
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まとまらずにバラバラになって湖上を歩く
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刈込湖のボリュームある胸部を、切込湖につながるくびれたウェスト
近くから振り返るとこんな感じ
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一足先にウェストに辿り着いて振り返り見るスノーシューの跡に、
誰か、アップテンポな音楽を感じ取ってくれるかな~?

そのまま切込湖も突っ切ろうと考えてはいたが、
踏み出す1歩目に湧水があって20㎡が丸く溶けていたので、
無理をせずに夏道へと逃げることに。
その夏道への逃避は、ホンモノの逃避行並みに難儀させられた。
「♪~3歩登って2歩落ちる~~♭♯♭♯~~~♪」
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一般的なスノーシューは急傾斜が苦手。山用のスノーシューは
威力を発揮して難なくクリアーしてくれた

涸沼を目前にしたハーフパイプ状のテラスでランチタイム。
マイナス3℃の雪のテラスではパンやラーメンが主体になる。
それぞれサーモスを持参していたが、チンチンに沸騰させてから
湯を差し、飲み物を淹れた。
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何故か雪は温かい
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遭難者が復活を遂げて尻セードしてた

涸沼に下る途中みんなで尻セード。
大きなスノーシューが邪魔になってカッコよくなど滑りようがない。
苦笑い。
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若い頃は足先がモット上がったんだけどな~

最低鞍部の涸沼に降りた。
元々鷹揚に構えた別天地であることに加えて、この沼は名前に偽り
なく涸れ沼だからどこを歩こうと沈没の心配はいらない。
思い思いにトレースを描く。
アンダンテで、あるいはスタッカートで。
ピアニッシモで、あるいはフォルテッシモで。
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後姿が笑ってる
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乱れたトレースはお祭ムード

涸沼から奥鬼怒林道(山王林道)へは一気の登りになる。
直登は到底無理なので、夏道通りにトラバースしつつ標高を稼いで
いくことに。

スノーシューというグッズは、
平坦な雪原を快適に歩行する目的で考え出されたものだから、
急傾斜のトラバースとか登り降りでは機能が阻害されやすい。
まして歩き始めの表面が軽くクラストしたザラメ状ならイザ知らず、
パウダースノーに取って代わられた試練の斜面では、
蟻地獄を登るに等しくダブルストックの力をも借りることになる。
4輪駆動でさへも
「ウワ~!」「キャ~!」
とズリ落ちることシバシバ。
「イテ~!」
と頭をぶつけることタビタビ。

難儀しながらもTリーダーの予想を相当に短縮して林道に出た。
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ヤッタネ~ッ!

何の目印もない雪のフィールドに足跡を刻むことはもとより、
林道をショートカットしたり沢を迂回してトラバースしたり
夏道に出たりと、
地形を熟知したTリーダーは縦横無尽に奥日光を踏みしだく。
6人も、リーダーの背中を見失わない程度に思い思いに雪と戯れ、
景色や仲間と語らいつつ落葉松林を縫った。
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笹の部分では股まで落ち込む
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足跡が暴れているのは仲間の心が昂揚している証

所要時間5時間15分で光徳牧場に着いた。
Tリーダーの予測を小1時間短縮しているという。
先ず先ずの好条件に恵まれたし、
力量が拮抗していて一致結束できたし、
っていうことで並足(馬が最も緩やかに歩く速度で1分間に86mだ
そうな。因みに早足では1分間に210mとか)で歩くことができた
からね。
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光徳牧場でホットミルクで乾杯!

その後湯元に移動して荷を解き、カマクラの中に創られた
氷の芸術作品群を鑑賞した。
溶けかかっていて不明瞭なものもあるので写真だけを一部紹介。
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スパイダーマンだったかな?
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ヴィーナスだったかな?
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Tリーダーと5人の仲間、
    楽しい1日をどうもありがとう


*価値観を共有したつかさん、Sさん、ちぃにぃのHPです
つかさん 熟年夫婦の山日記 tsukasan.hiho.jp/
Sさん 輝く尾根 www5.wind.ne.jp/kagayaku.one/index.html
ちぃにぃ やっぱ山でしょう! yappayama.net/

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