22人の雨巻家族で歩いたトレール・ド・益子26.5Km

【3月10日 22人の雨巻家族で歩いたトレール・ド・益子26.5Km】

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大賑わいの雨巻山頂(3台のバスが来ていた)

雨巻山関連の登山道整備は既に18年に及んでいるが、
“トレール・ド・益子”コースの整備を思い立ったのは高々5年前のことだ。
それは大人気の“外秩父七峰縦走”コースを6年前に歩いたことに起因する。

外秩父七峰縦走を標榜しているので、
「七つの峰々をつないで縦走するもの」と勝手に思い込んでいたのだったが、
実際には車道や林道や里道までもが縦走コースに含まれていた。
私ははたと手を打った。
「あのような形態なら規模こそ違えど益子地内でも実現可能だ!」と。
そして思った。
「山や自然だけでなく益子町全体をPRできるコース造りをすべきだ!」と。

それらに着想できたので地図と首っ引きで数案のルートを線引きしてみた。
そこを実際に歩いてみては変更を加え、
変更を加えては再び歩くという下見を1年間繰り返し、
ようやく現場着工したのは4年半ほど前になるだろうか?
コースは長く整備は遅々として進まない。
そのような訳でトレール・ド・益子コースの整備は現在進行形であり、
標識の1本すら設置されていない。
そんなアバウトなコースを22人の雨巻家族が闊歩した。


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益子町町民会館駐車場に参集した雨巻家族

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同上

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シュッパ~ツ!一応人数確認してる


益子中学校の脇を歩いてから、
花の開いていない“よこやま・花の山”と“天王塚古墳山”をショートカットして、
元人間国宝の島岡達三宅と同じく元人間国宝の濱田庄司宅、濱田参考館前を
通り“つかもと広場”に出た。
そこから掘割に沿って進み、
スターネット、須田ケ池、スペース250(天体観測施設)を見送れば益子の森。
益子の森を遊具と戯れながら登っていく。

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濱田参考館

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益子の森をA(健脚者)とBの2班に分かれて出発

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益子の森の遊歩道は、運動をしながら歩く“トリム歩道”となっている

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徐々に細くなっていく平均台をバランスをとりつつ歩く


展望塔手前を右に折れてから窯眺橋を渡り高館山を目指す。
雨巻山と異なりお金がかけられているのでイイ道だけど全て擬似丸太ってのは?
私が市毛良枝さんを案内した時、同じ疑問を口にしていたっけ。

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高館山頂

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高館城址で一休みするB班

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高館山頂周辺は栃木県の第1種自然保護区域(栃木県内に2ヶ所しかない)に指定されているので一木一草とて動かせない。昔から存在する山道を利用して西明寺公園線へと出て、ここから上大羽(栗生)集落に下る


上大羽で下大羽・山本線を横切ってから田園地帯を歩き、向かいにある森へと
入って行く。この森の通過については了解を得ているものの、
個人所有なので手は入れていない。
森を抜けたなら林道跡を辿って南下すれば自然に登山道に導かれる。

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栗生の田園地帯を歩く。後ろは高館山から続く山並み

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登山道を分断している大川戸と栗生を結ぶ林道

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林道を横断して直進すると大・雨・三尾根コースのNO23標識に出合う


ここからは皆さんよくご存知の三登谷山、雨巻山へと続く尾根道だ。
マンサクが満開。ダンコウバイが初々しくシュンランの蕾もチラホラ。
ただ予報とは裏腹に黄砂状態に大気が濁っていた(煙霧と言うとのこと)ので、
陽射しは薄く景色もなかった。ザンネン!

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ダンコウバイ(檀香梅)がイイ香りを放ち始めた

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同上

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雨巻山頂にて。バスが3台も来ていて大賑わい。A班は3人が高峯まで、2人が高峯途中まで、6人が途中の三角点まで足を伸ばしていたようだ


さて、この雨巻山頂が折り返し点となるのでここからは北に進路をとる。

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満開のマンサク

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縦走路

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御岳山で一休み


御岳山から岩場を降って登り返せば足尾山。
その足尾山のNO5標識を鋭角に折れれば沢コースを経て大川戸なのだが、
“トレール・ド・益子”コースは直角に折れて尾根を辿る造り。

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シュンランが何株もあった

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少しボケているが1つの茎に2つの花をつけている珍しい固体

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昨年はこのマンサクの地点で14:46を迎えて黙祷したのだったが今回はまだ
13:00。A班に追いつかれたくない意地?なのか足の回転がいいようだ


ヤブツバキと本サカキの林をグイグイ縫って地蔵院到着。

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綱神社と大倉神社。造形芸術の極みに思える

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前回も紹介したイトヒバ:樹齢600年。他に樹齢500年のボダイジュも

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地蔵院を後にする


ひなびた風情の上大羽集落を抜けると“ましこびと(レストラン)”とか
“バラ工房(ガラス器・ステンドグラス)”などの垢抜けた建物を見るようになる。
そのバラ工房脇から再び益子の森へと回帰していく。

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展望塔。条件に恵まれれば富士山も眺められるのだがマッチャッチャ。でもA班の6人を上大羽集落内に見つけたりして大はしゃぎ

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展望塔から“フォレスト益子(宿泊施設)”に降っていく途中で14:46を迎えた。北の空に向って黙祷

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同上


地蔵院から一足先に戻ったウララが、フォレスト益子の前のテーブルに(Iちゃん
特製の餃子入り)ケンチンを初め饅頭や飲み物をセットして待っていてくれた。
10~15分違いでA班も到着したのでにぎやかに茶話会。

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茶話会。「ああしてこうして・・・」「ワイワイガヤガヤ・・・」

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同上


往きにショートカットしてしまった天王塚古墳山を越えて“森のレストラン”を通り、
楽しみにしていた“よこやま・花の山”へ。
茶話会でノンビリし過ぎ黄昏時も間近な時間になってしまったので花に精彩は
なかったが、ユキワリソウ・フクジュソウ・キクザキイチゲ・セツブンソウ・シュンラン
などが目を楽しませてくれた。

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ユキワリソウ


そしてラストウォーク。

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26.5Km+8.5Kmを歩いてさえ余裕の表情で“益子の茶屋”前を闊歩

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足は泣いてない。顔は笑ってる。B班も余裕綽綽

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yamasanpoさんとKファミリー


そしてフィナーレ。
「みなさん、お疲れさま~!ご協力ありがと~!
                     次は鍋足山で会いましょ~!」


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デイダラボッチ無事終了のお礼挨拶



【3月13日 済州島のハルラ山について】

15~20人を目標にしてブログで呼びかけましたが、
15日の締め切り日を前にした今日現在で19人に達しました。
旅行社では「20人を少しオーバーしても対処可能」とのことですので、
考慮中の方は至急の連絡をお願いします。
amamaki5333@sky.plala.or.jp 又は 080・2030・9781

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この記事へのコメント

和子&徹也
2013年03月14日 06:16
デイダラボッチさん 参加した皆さん凄い体力ですね。
健脚のA斑の方々は、35Kmなんとビックリです。
ユキワリソウ、セツブンソウ見たかったです。
来年は参加できることを楽しみにしてます。
ミッキーさんも元気そうで良かったです。
モリ
2013年03月14日 08:40
今回初めて参加させていただきました。
歴史・文化・里山の自然と益子のよさを認識させるコースですね。
昨年の今ごろは寝がいりもできないほどの重症で体調最悪でした。なんとか歩き通せたことで完治の証しかと思います。
雨巻山山頂の賑わいを見ると整備のやり甲斐を感じました。今後もできる限り協力したいと思っています。
ありがとうございました。
2013年03月14日 08:41
和子&徹也さん、おはようございます。
連日大忙しなので時間が足りず体もクタクタ。
「登山・・」「少年・・」に大きく遅れをとりな
がらようやくアップにこぎつけました。
皆さん本当に健脚です。特にA班A組なんかは
35Km歩いてさえケロっとしてますからね。
それにしても「何でこんなにすぐ打ち解けられる
のか?」と思うくらい和気藹々で楽しいトレッキ
ングでした。近く地蔵院からの1周しましょう!
セとナ
2013年03月14日 13:07
こんにちは。
トレール・ド・益子コース
デイダラボッチさんの並々ならぬご苦労があったから出来たんですね。
一年の月日を費やしたコースを来年は歩いてみたいと思いました。
どこの山も楽しく歩けるのはその山に携わっている
誰かがいると言う事を忘れてはいけないと思いました。

雨巻山 30日(土)でした。
もしかしたら・・・
ミッキー
2013年03月14日 13:59
お世話になりました。

足が心配でしたが何とか途中リタイアせずに歩き通せました。最後に待ち受けていたのは皆さんの達成感の「笑顔」と美味しい「餃子入りとん汁」。身も心もほくほくになりました。

「山道をつないで1日中歩ける魅力ある道」をと、数年前から考え、歩き、確かめ、探し求めた道。デイダラボッチの行動力と「歩くには面白いコースを!」という優しさに
感謝!感謝!

いつもの雨巻山とはまた違った、まさに百面相のコースという感じでした。百花、急登、急下、大展望塔、アスレチック、大池ありと丸1日楽しめました。

でも、いやなところも眼につきました。多くの人が来る雨巻山の悩みといって片付けたくはない。
ポケットに小さなビニール袋を忍ばせば「ティッシュの投げ捨て」はなくなるだろうし、デジカメやスケッチブックを持って行けば「草木や花を盗る」こともない。ホームセンターで1000円も出せば、かなり「長いロープ」を堂々と自分のものにできる。
それらは雨巻山の「猪」がやったことではない。
「猪」のせいにしたら「猪」に申し訳ない。

一人の青年が熊手を持ち「リ・リーフ」を実行していたのを遠くに目にしました。近づくと照れくさそうに清々しい挨拶を残して足早に去っていきました。10m以上も続く「ふんわりしたあったかな絨毯」でした。

日常的にデイダラボッチを中心に雨巻家族が整備をしていても、来訪者が多く、道の荒れの補修は追いつかない。
一人ひとりがほんの数分「熊手」で一掻きすれば100や200mの道は落ち葉の絨毯になる。
かなり多くの登山道が守られる。
次に訪れる「雨巻家族」が草花や木々の花を愛でられるように、自然を壊すことなく、逆に人の力で自然の形を維持していけるような行動をしたいと思う。

雨巻山から「たくさんの贈り物」をもらっているのだから。
2013年03月14日 14:44
モリちゃん、毎日の手伝いありがとう!
お陰さまで3月16日まで皆勤間違いなしです。
それにしてもモリちゃんが初めてだったとは!?
益子町のレストランやショップを紹介しつつも、
歴史や文化財(有形・無形・民族・記念物・伝統
的建造物)、自然に触れ合いながら歩くという目
論見は半ば達せられているコースだと自負してい
るし、皆さん楽しんでくれたようでホッ!です。
2013年03月14日 16:09
セとナさん、こんにちは。
「並々ならぬ苦労」なんてコレッポッチもありま
せん。ただ山が好きなだけ。益子町を活性化させ
たいだけ。むしろ楽しみながらやってます。
雨巻山30日?
ラッキー!行きます!行きます!
2013年03月14日 16:25
ミッキー、こんにちは。
捻挫の後遺症の痛みで最後の方は辛かったようだ
けど、無事歩き通せて何よりでした。

山に限ったことでなく、世の中には眉をひそめる
ようなことがイッパイあります。雨巻山が置かれ
ている状態なんかはいい方でしょう。
ウッドチップ・プロジェクト、キャタピラー大作
戦、リ・リーフ運動、清掃活動などを続けていく
中で、登山者に自然保護意識とか美意識を高めて
もらうのが一番。
それらのことを“雨巻山スタンダード”と大口を
叩けるように、みんなで運動を継続しましょう!
ちい
2013年03月14日 18:10
デイダラボッチさん、こんばんは。
日曜日はお世話になりました。
ウララさんごちそうさまでした。
ロングトレイルも皆さんと一緒で楽しく歩けました。
ほんと、愉快で温かい家族ですね。
母には親戚ができたみたいねって言われます。
しかし益子の町は広いですねぇ。
今度は町の中も散策してみたいです。
yamasanpo
2013年03月14日 19:01
お世話になりました。
初参加の川島ファミリーも何とか歩き通せたし思い出に残る山散歩であったことでしょう。
mamiちゃんは4月から東京の大学へ進むので恐らく今回が最初で最後のファミリーハイクとなってしまうのかも知れません。
フィナーレでは接待も受けありがとうございました。

鍋足山、多くの仲間と楽しみですね。
この暖かさが心配ですが、こればかりは腕ずくにはいきませんし・・自然には逆らえません。
2013年03月14日 21:01
ちいさん、こんばんは。
お母さんの言葉は嬉しいです~。私もロイミー♪
ちゃんのことを高校生エンジェル&孫と思い込ん
でいるので、いつまでも親戚でいてください。

益子はいいところですよ。
トレール・ド・益子の中でもっともっと町を紹介
したいんだけど、何せ時間に限があるのでね~。
5月3日に雨巻山頂でテンプラレストランを開く
ので、その後に街中散策はいかがでしょう?
2013年03月14日 21:17
yamasanpoさん、こんばんは。
A班B班に分かれたことによって一緒に歩く時間
が少なかったにもかかわらず、いつもすぐ隣に家
族がいることを感じながら歩いていました。
川島ファミリーにもよろしくお伝えください。

開花時季は気候に大きく左右される水物だから、
「咲いていればよし、咲いてなくても仕方なし」
です。謳い文句は“ミスミソウ”だけど、
どっち道“家族の話に花が咲く”ことでしょう。
気にしない!気にしない!
テル&タカ3
2013年03月15日 15:56
トレール・ド・益子お世話になりました。
益子の歴史旧跡を見たり、雨巻山周辺の自然を堪能し、新たな一面を発見出来た楽しい一日でした。
当初26.5kmを無事歩く事が出来るか不安でしたが、皆と一緒にワイワイガヤガヤと歩いている内に歩ききる事が出来ました。
本当にありがとうございました。

2013年03月15日 17:50
テル&タカ3さん、こんにちは。
山を楽しくするのもつまらなくするのも人次第。
雨巻家族にはいつも和気藹々の雰囲気が漂っている
ので「いい仲間に恵まれて自分は幸せだな~!」と
心から思います。
明日の“見守り隊”よろしくです。

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