宝篋山(ほうきょうさん)

【3月23日 初めての宝篋山(461m)】

「宝篋山に登りませんか?」
との嬉しいメールが牛久のM夫妻から入ってきた。
それから今日までバタバタと2週間が過ぎたがどうにか実現の道が開けた。

初めての宝篋山が楽しみで気がはやり、約束の時間より30分も早く宝篋山
小田休憩所Pに到着してしまったので、案内板を舐めるように確かめてみた。
「ふむふむ、
(宝篋山の古い呼び名の)小田山、平沢官衙(役所、官庁のこと)遺跡、北条米
程度の知識しか持ち合わせていなかったが、コリャなかなか面白そうだわい!」

そうだ!ここで“宝篋山ハイキングマップ”から詳しい宝篋山を紹介するとしよう。
 宝篋山はつくば市北東部にある、標高461mの山です。東には日本で
第2位の面積を誇る霞ヶ浦、遠くに太平洋(鹿島灘)を望むことができます。
また南西には関東平野を一望でき、空気の済んだ日には富士山が、
北には名峰筑波山、遠くに榛名山・赤城山・日光連山と360度のパノラマを
楽しむことができます。
 春は、ヤブツバキ、コブシ、山桜、フジ、ツツジなど多彩な花々で飾られ、
夏は新緑に覆われ、秋は山一面の紅葉と、登山者を一年中飽きさせない景観
となっています。また周辺には、遺跡や文化財も数多く点在しています。


画像
宝篋山(ほうきょうさん)ハイキングマップ


10ヶ月ぶりにお会いするM夫妻と固い握手を交わした後、
“極楽寺コース”“植生や山頂周辺からの展望”“宝篋山の昔と今”“宝篋山整備
オールスターズ”“小田城コース”などのレクチャーを受けた。
画像
延べで80~90台も停まれるかと思われる大きな駐車場を出発。正面にコブシが点綴する宝篋山の全容が迫る。ワクワク!

画像
野道を行くとすぐに地蔵菩薩立像に出合った。屋根付とは・・・!


極楽寺跡を経た野道はいつしか山道に変わっていく。
道脇には控えめながらも草花がイッパイ。
「宝篋山は木に咲く花が主で草花はない」が聞きかじっていた通説だったのだが?
画像
咲き初めのニリンソウ

画像
ヤマエンゴサク

画像
コンロンソウ


程なく五輪塔到着。
帰りに立ち寄った休憩所で、T代表の奥様から山頂の宝篋印塔や太子堂跡の
史跡群などととともに説明を受けたが、国の重文クラスの貴重なものとのこと。
画像
五輪塔


極楽寺コースの登山道は、
純平歩道と呼ばれる水平道と出合うまではほぼ沢に沿って造られている。
なので幾つかの小滝を見る。
水辺の植物を発見する。
画像
沢沿いの登山道

画像
同上

画像
土浦市のTさん。途中で一緒になった→MさんとTさんの間で雨巻山の話になった→Tさん「行ったことはないけど雨巻山にはデイダラボッチさんがいますよね」→Mさん「そのデイダラボッチがこの人です」→Tさん「エ~~~ッ!」と言う訳で一緒のフレームに納まった

画像
コクラン

画像
流れとネコノメソウ


沢沿いの登山道に分れを告げる直前になって、
紅のヤブツバキと白のコブシがやけに目につくようになった。
流れに落ちて紅をさす花房、天空を目指す白花、巧まざる自然界の趣向!
画像
ヤブツバキ

画像
太郎コブシ

画像
同上

画像
これらのコブシは麓から見上げると山桜と見まごう


沢と分かれて僅かの距離だけ純平歩道を辿ることになるのだが、
山容がそうであるようにここまで急な登りはなかった。
要所に休憩所が設けられ、不必要な土留め材や足場材は見当たらなかった。
崩れ難い地的利点があるとは言え里山として当を得た道造りで好感が持てた。
画像
ヤブツバキのトンネル:ここだけがちょっと急

画像
ヤブツバキとM夫妻

画像
陽だまりにシュンラン


ヤブツバキのトンネルを抜けて“常願寺コース”を分ける山桜の森に入ると、
再び登山道は平坦に戻る。登山道と言うより遊歩道と言うべきだろうか?
画像
クロモジ(?)

画像
再びコブシ

画像
コブシ、コブシ、コブシ・・・

画像
?スミレ

画像
同上

画像
エイザンスミレ

画像
ウグイスカグラ


前方に山頂の建造物を、そして車やバイオトイレを見出した。
休憩所の案内板にトイレマークがあったので、
「どのようなトイレなのだろう?事後処理は?」との疑問を抱いたのだったが、
なる程、
電波塔などの施設のための車道が延びていて電気も引かれていたとは!?
興味津々だったのでトイレ内部を覗き実際にSWを入れて作動もさせてみた。
画像
小1大1では足りるはずもなく、簡易トイレ3基も据えられていた


そして宝篋山山頂。
画像
4面に梵字ではなく仏像が彫られている宝篋印塔。日本で唯一とか?

画像
宝篋印塔と、この日設置されたばかりの賽銭箱納堂。Mご夫婦と私は初投入してきたが気づかれ難い。「賽銭箱とか募金箱とか浄財受けと書いてはいかがでしょう?」と提案してきた

画像
偶然顔を見せた茂木からの雨巻家族も交えて、豪華テーブルで豪華昼食。何てったって、7人分のお腹を満たす質と量が揃っているのだから(7人参加の予定だったのだが日程変更で参加できなかった)

画像
筑波山をバックに。ほぼ360度の展望が得られる山頂、そして超満員の山頂だったが、この日は春霞で遠望は望めなかった


のんびりゆ~っくりと大地を踏みしめ、
のほほんま~ったりとご馳走を味わい、
どっこいしょと腰を上げて“小田城コース”を降り始めた。
画像
?スミレ。とにかく種類が多い。あるいは同じものがあるかも

画像
ジュウニヒトエ。ニシキゴロモ、キランソウ、ツクバキンモンソウ、ヒイラギソウなど似たものが沢山あるらしい


下浅間で“宝篋山整備オールスターズ”のメンバーが作業をしていた。
顔見知りのM夫妻が「残り物で申し訳ないけど・・・」と食料を差し入れたので、
全員が手を休めて一服してくれた。
T代表を筆頭としたS夫妻などオールスターズとの語らいは、
価値観や整備の目的・方向性が見事に一致して晴々とした気分に浸れた。
それにしても
「整備システム、人数、工具、規模のどれもこれも見習うものばかりだな~!」
画像
宝篋山整備オールスターズ。鳥居のある下浅間にて

画像
オールスターズと談笑

画像
オールスターズと一緒に

画像
同上。私も仲間に加えてもらって・・・


硯石、七曲、堂平とと降って行く。
少ないと聞きかじっていた草花が次々に姿を見せてくれる。
画像
1つの茎に2つの花をつけているシュンラン

画像
ミヤマウズラ

画像
チゴユリ


ブランコや展望台が設置されている要害展望所で、
東京スカイツリーと牛久大仏を探したが微かに見えたのは後者のみだった。
だが、国指定史跡の小田城址が俯瞰できるなかなかに好印象の場所だった。

“中世城の道”の大師堂を経れば休憩所はすぐそこ。
ところが大師堂付近は史跡の宝庫とあって脚はパタッと止まってしまった。
歴史に無頓着な私を持ってしてもだ。
画像
史跡

画像
「見ざる、聞かざる、言わざる」日光が元祖かと思っていたが、ここの方が古いんだそうな

画像
史跡探訪しながらの~んびり

画像
アケビ

画像
アンバランスなだけに味わい深い

画像
地蔵群

画像
同上


満足に満足を塗り重ねて駐車場に戻り真っすぐ休憩所へ。
そこでT代表の奥さん手作り菓子を呼ばれながら北条ヒストリーを聞いた。
画像
〆は“うなぎ村山”。Mさんにご馳走になった。招待してもらって、案内してもらって、ご馳走になって・・・「コデランネ~ナ~(堪えられないな~)!」



【フラワートレック!第1弾:鍋足山について】

実施日:3月31日(日)
集合場所と時間:益子町町民会館駐車場  6:00発
*途中コンビニに立ち寄ります
*道の駅さとみ8:00頃発  登山口の笹原まで10分ほど移動
*現在の参加者は19人です
*花は・・・?見てのお楽しみと言うことで・・・





宝篋山

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

yamasanpo
2013年03月24日 19:44
宝篋山、花いっぱいですね。
Mさん夫妻と花散歩良いですね。

「宝篋山整備オールスターズ」とは凄いですね。
写真をみてメンバーに知り合いがいました。
整備をしているとは聞いてましたが、元気に活動されている様子が分かりました。
ありがとうございました。
2013年03月24日 20:01
yamasanpoさん、こんばんは。
初めて訪れた宝篋山。
何もかもが想像を上回っていて感動しました。
低山と言えどあなどるなかれ!ですね。
“宝篋山整備オールスターズ(私が勝手に名付
けました)”に出会えたのも収穫でした。
yamasanpoさんの知り合いがメンバーにいたとは
嬉しいです。それぞれ顔が出ている方には断って
あるけど、こんな所から益々絆が深まっていくと
いいですね。因みにTさんは“登山・花日記”や
“遊山通信”の読者でもありました。
31日の鍋足山、よろしくお願いします。
ぶなじろう
2013年03月24日 21:20
今晩は。
宝篋山は、職場の食堂から見えるので殆ど毎日見ています。が、登った事はありません。いつか、行ってみます。
と言いながら、そんな山がどんどん増えてしまって・・・。
MさんとTさんの会話は、昨年のHosoyaさんと私の会話そっくりで、思わずニンマリしてしまいました。
2013年03月24日 22:07
ぶなじろうさん、こんばんは。
「宝篋山が職場の食堂から見える」のなら、登る
機会はいくらでもあるでしょうが、人が多すぎる
のでぶなじろうさん好みではないかも。
でも時間をずらして出かければ落ち着いた山歩き
ができると思いますよ。

社山での出会い、そうでしたっけね~。
和子&徹也
2013年03月25日 19:40
デイダラボッチさん 今日は偶然の出会い嬉しかったです。
モリさん雨巻山の整備ご苦労様でした。
イッシーさん、ケイさんにもお会いできて最高の山散歩でした。
カタクリの笑顔は見られませんでしたが和子もストレスが幾らか発散出来たみたいです。
宝筺山は4年程前に登った事が有ります。
色々な花が咲いてるんですね。
色々なルートが有りまた登ってみたい山です。
31日宜しくお願いします。
2013年03月25日 20:23
和子&徹也さん、こんばんは。
小貫~高峯~雨巻山のロング・ピストンお疲れ様
でした。天気と花に恵まれれば和子さんの気分も
もっと晴々するんだろうけどこればかりはね。
大川戸P~雨巻山~高峯~仏頂山の超ロング
コース・ピストンの2人も「往きも帰りも和子&
徹也さんに出会った!」と喜びながら10時間で
戻ってきました。
31日、楽しみです。
よっちゃん
2013年03月25日 20:55
こんばんは。偶然にもデイダラボッチさんにお会いできて大変感激しております。(Tです)
途中、声をかけてくださったMご夫妻ありがとうございます。
宝筐山での一日楽しまれたようで良かったですね。
私は翌日初めて雨巻山を歩いてきました。肌寒い一日でしたが尾根沿いを楽しんできました。
とても整備されており感謝、感激。
いろいろなコースがあるようなので、また歩きに行きたいと思います。

2013年03月25日 21:13
よっちゃん、こんばんは。
初コメ、ありがとうございます。
あの日は10ヶ月ぶりのM夫妻、Tさん、雨巻
家族、宝篋山整備オールスターズに出あえて
とても楽しくまた有意義な1日でした。
次の日雨巻山に来られたのですね?
私が家に閉じこもっていたほど肌寒い日だった
ので花々も休んでいてお見せできず残念でした。
また遊びにお越しください。待ってます。
くに
2013年03月25日 22:37
ようこそ!宝篋山へ!
な~んて、ワタシがエラソ~に言うことでもありませんが・・・笑
私の好きなコースは登り極楽寺、下り常願寺です。
常願寺コース下部のあまり整備されすぎない感じが
好きです。
次回は別コースも是非♪
2013年03月26日 07:41
くにさん、おはようございます。
くにさんがこよなく愛する地元の山・宝篋山は、
噂に違わず趣のある山でした。
極楽寺コースは登山道(遊歩道)として秀逸。
小田城コースは歴史の匂い紛々。次に歩きたい
常願寺コースは里山としての魅力を余すところ
なく味あわせてくれそうな予感。
益子から僅か1時間だったから、奥久慈、那須、
塩原、日光、足尾よりもよほど近い。
足繁く(多分)通う内にくにさんとのバッタリ!
があるといいな~。
ちい
2013年03月27日 21:32
デイダラボッチさん、こんばんは。
葉っぱがダラーンとしているのがアヅマイチゲ、
シャキッとしているのがキクザキイチゲです
イヤイヤ、本題は、ロイミー♪がやっとその気になったので、土曜日おじじも一緒に皆で雨巻山に伺いマース。
2013年03月28日 19:39
ちいさん、こんばんは。
風邪を引かない筈の“ボキャ貧”の馬鹿が風邪を
引いてしまい、夕べの21:32は寝てました。
なので反映が遅れて今頃になりました。

なるほど。ダラーンとシャキッね。
ちいさんのように角がない葉がアヅマイチゲ、
私のように棘々しているのがキクザキイチゲ、
って言えるかも・・・。

ヤッターッ!“約束を守る女ロイミー♪ちゃん”
だから、春休みに会える期待はあったけど、
おじじさんも一緒なんですね。
首を長くして待ってマース!

この記事へのトラックバック