錦繍の屏風絵:二ツ箭山

【11月10日 錦繍の屏風絵:二ツ箭山】

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月山よりの男体山と女体山。錦繍の屏風絵に屏風岩が描かれています

9日は終日秋晴れの好天だったというのに、
たった1日違いの10日には北海道から東北北部にかけて、
『爆弾低気圧』と恐れられる『二つ玉低気圧』に支配されてしまいました。
気象庁の解説によれば、
「日本列島を挟んで、日本海側と太平洋側を進む2つの低気圧。共に北東方向に
進み発達するので、全国的に強い風雨をもたらす」
とのことです。
でもピンポイントでいわき市をクリックすると、
午前中は曇りマークだけが並んでいて傘が開くのは午後となっています。
参加者10人中誰1人迷うことなく『GO!』となりました。

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私にとっては名山中の名山なのに、行きも帰りも私たちの車2台だけでした。
何と勿体ないことか!

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曇天下意気揚々スタートです

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いつものように時計回りに進みます

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こんな標識を見ました。私たちの小さな1歩1歩が復興の一助になってくれたなら
嬉しいのだけど・・・

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沢沿いの清々しい山道を辿ります。爽快!

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沢沿いの険しくも清々しい山道を辿ります。フレッシュ!

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沢沿いの険しい険しい山道を辿ります。ハイ・テンション!

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沢コース&ショートカットコースとの分岐で一休み


私たちの二ツ箭山での行動パターンは画一的になってきています。
その都度違うメンバーで訪れ『楽しく、そして安心安全に歩く』には、
時計回りは過不足なく十分に満足できるコース取りだと信じているからです。
ここから急坂になり、
アセビの群生地を抜ければ尾根に出ます。

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尾根は先ず先ずの色づき

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太いロープとクサリが架けられた40mの岩場に到着

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同上を登ります。腕に頼りすぎですね

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岩場の上部。ここで1人ごとに雄姿を撮ったけど・・・枚数が多いので割愛

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男体山と女体山との鞍部にザックを置いて全員が男体山を目指します

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どうにかこうにか全員が男体山山頂に立ちました。ンッ・・・?何人か腰が抜けた
ようで立ってないですね

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まだ立ってません。でも良く登りました。背後の女体山からも周囲の紅葉からも
エールが送られてきました

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晴れがましい笑顔です

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おまけにちょっとアップしちゃいましょう

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男体山からの女体山。女と言えど侮るなかれ。最近の女は手強いからね

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男体山からの月山方面。お釣が来るほどキレイな紅葉です。陽射しがあった
なら、全員が男体山山頂で小躍りしたに違いありません

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赤と黒。スタンダール?


険しい岩でも何とか登れるものです。
でも降りは登りに倍して難しいので這々の体状態ではありました。
それでも果敢に女体山にアタック!

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女体山に登る姿を何枚も撮りました。いっぱい載せると『お尻フェチ』と勘ぐられ
そうなので1枚だけにしておきます

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女体山からの男体山

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同上

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女体山にて

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女体山の岩場から方向表示板のある山頂を見上げると火群(ほむら)たって・・・

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その山頂にて


女体山山頂には何処から登られたのか10人ほどが昼食中でした。
挨拶を交わして先に進みますがまだ岩・岩・岩で難所は続きます。

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二ツ箭山へ

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ジェジェジェ!2人で胎内岩を持ち上げてる

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紅葉真っ只中でアセビの緑が際立ちます

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赤と緑。取り合わせは斬新だけど明らかにスタンダールではないですね

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紅燃え。背後に見える山は多分二ツ箭山

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同上をアップ

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地味な山頂とは言え肝心要の二ツ箭山が粗末に扱われてますね~

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二ツ箭山山頂にて


降られるのは時間の問題との認識でいたので、
下山してから昼食を摂る予定にして行動していました。
ところが、
月山に到着した時点で「空は雨を持ち堪えてくれる」と判断できたので、
ニコニコ顔でランチタイムに突入!しました。
魔法のザックから紐でつながった万国旗のようなご馳走がズラズラ~ッと。

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山の大きな楽しみの一つに食事が。ご馳走いっぱいだけど景色もおかずに

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月山より

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同上

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月山より二つの箭(矢)

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月山にて

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同上

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同上

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月山山頂で笑顔が破裂


腕も体も目もお腹も心も全て満たされたので下山するとしましょう。
登山道は紅葉と黄葉に散り敷かれていて判然としません。
落ち葉の下の岩は脚をすくいます。
山歩きは家に帰り着いた時点で完結するものなので慎重に下りました。

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緑。小さくもたくましい命

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紅。単純な赤一色ではありません

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少し降った地点から二つの箭を見上げます。箭は空を指して突っ立ってます

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微妙なバランスで挟まっている大岩。下に隙間がありますよね


爆弾低気圧が北の方に位置していたからなのでしょう、
結局は降られることなく、
「いや~、楽しかったね。いい紅葉だったね。美味しかったね。いい山だったね」
と語り合いながら駐車場に戻ってこられました。
でも、
『さはこの湯』に向う高速道路も『塩屋崎灯台』や『いわき・ら・ら・ミュウ』
に向う一般道路も水溜りが出来るほどに濡れていました。

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美空ひばりの記念碑

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同上

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同上

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『喜びも悲しみも幾年月』の記念碑


二ツ箭山登山のコースと同様『さはこの湯』での入浴も『いわき・ら・ら・ミュー』
でのショッピングも定番化してきています。
でも今回は+αで『塩屋崎灯台』に立ち寄りました。
半ば観光気分で訪れた私たちの眼前に展開した風景は、
まともに見られず胸が押しつぶされてしまうかのような修羅場的惨状でした。

私の携帯電話は2011年3月11日(金)以来、
14時46分18秒になると記憶保持を促すシグナルが鳴り響く設定になっています。
その時間に『東北地方太平洋沖大地震』が発生したからです。
その大地震は津波と余震を招き、
結果として『福島』第一原子力発電所事故』を引き起こしたので、
天災と人災をあわせて『東日本大震災』と総称されるようになったのでしたよね。

それらの災害に対する複雑な思いは誰しもの念頭にあったでしょうが、
修羅場的惨状を目の当たりにしたことで9人の家族に強く感じてもらえたことが、
今回の二ツ箭山登山で得た最大の収穫だったかも知れません。








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この記事へのコメント

のんびり夫婦の山遊び
2013年11月15日 19:45
デイダラボッチさん、こんばんわ!
二ツ箭山の紅葉、素晴らしいですね。
そして雨巻家族の皆さんの充実した笑顔、
良いですね。
東日本大震災、2年8ヶ月が過ぎますが、
千葉でさえもこの世の終わりかのような
大きな揺れに襲われたことを思い出しま
す。被災地の映像が少なくなりましたが、
早い復興を祈るばかりです。
2013年11月15日 20:20
のんびり夫婦の山遊びさん、こんばんは。
二ツ箭山の夏と冬は分かりませんが、春と秋は
いつも期待に応えてくれます。いい山です。
被災地の映像を見て何かを感じない人はいないで
しょうが、惨状を目の当たりにすると戦慄を覚え
「何か行動を起こさなければ」と強く思います。
私たちの力は小さくても、大勢の方々が動いてく
れれば復興に向けての大きな励ましになるのでは
ないでしょうか。私たちは「がんばろう東北!」
を継続していきます。
ハツ
2013年11月15日 20:52
こんばんは。
二ツ箭山、妹共々大変お世話になりありがとうございました。春のアカヤシオ以来、二度目の二ッ箭でした。前回は途中で引き返した男体山ですが、リベンジできてうれしい限りです。しかし、40mの岩場も男体山も女体山も手ごわい岩場ですね!必死に登りましたが、山頂に立った時の360度の絶景は何とも言えない感慨深いものがありました。幸せっていうのはこういうことなのかしら?なんて思いましたよ。紅葉も綺麗でした・・・陽が射せばより鮮やかだと思うと、来年に期待しちゃいます。山は家に帰って完結する!は身に沁みました。慎重に!慎重にですね。 塩屋崎を回って、3・11の被災状況を目の当たりにし・・・以前に何度も見た家並みや港の風景が思い出されました。未だに基礎だけが残っている状況は衝撃でしたが、復興を祈るばかりです。山に登ること、足を向けることが小さな支援となるなら、雨巻家族の二ツ箭山登山は、そこにも継続する意味があるということですね。
2013年11月15日 21:35
ハツちゃん、こんばんは。
食料を筆頭に諸々の買出しお疲れ様でした。
「小さな行動でもただ祈るよりは余程増し!」が
持論。私はすぐ行動に出ます。そして能力のない
私はそれを継続します。「継続」それは力にもな
り得ますからね。私が灰になった時継続の2文字
が浮き出てくれたなら、生まれてきた甲斐がある
というものです。それを励みに生きてます。
イケちゃん
2013年11月17日 23:10
デイダラボッチさん、こんばんわ

昨日、今日と2日間テン泊訓練お世話になりました。みんなで凄く楽しい時間をすごすことができました。
ブログアップするの楽しみにしています^_^
二箭山は春に行って以来大好きな山となりました前にブログで紅葉の時期の二箭山見てから秋に絶対行きたいと思っていたのでまた登る事ができたのと全員が男体山に登る事ができてダブルで嬉しかったです。
塩屋崎灯台に向う海岸付近はホント無残なものでした‥‥
改めて東日本大震災思いおこし
そっと海に向かって手をあわせ生きていることに感謝の気持ちでいっぱいでした。
またいわきに足を運びたいです。
2013年11月18日 07:06
イケちゃん、2日間のテン泊お疲れ様でした。
ホントに楽しくてまた得がたい経験が沢山できた
イベントだったね。非日常的な雨巻山頂テン泊訓
練と整備に始まり、夕日&夕景&朝日&雲海など
五感を刺激する感動的な光景に出会えたから、
雨巻山を再認識してもらえるキッカケになったか
も。雨巻山が沈んでしまいそうなファミリーや若
者たち来訪者の多さにも感激したね。これから益
々環境整備に精を出さなければ、と認識を新たに
しました。
塩屋崎灯台付近の惨状。私は何度かボランティア
ででかけて承知していたけど、みんなにもリアル
体験してもらえてこれまた有意義だった。
山は楽しい。だけどいつも自分自身を成長させる
と共に社会貢献できる+αを加えましょうね。
セとナ
2013年11月18日 12:11
デイダラボッチさん、こんにちは。
岩が紅葉を引き立て、笑顔が二ツ箭山を
益々赤く染めている様な
秋の二ツ箭山、素晴らしいですね。
この山は花の時期、あの山は紅葉の時期と
何となく決めて登っていましたが、
花の山も秋にも登りたいと思いました。
2013年11月18日 16:10
セとナさん、こんにちは。
今年は4月下旬に訪れアカヤシオやアセビの花を
楽しんだけど、もうちょっと前にはイワウチワ、
もうちょっと後にはシロヤシオも楽しめるよう
ですね。秋に計画することが多いのは単に二ツ箭
山の秋景色が好きなだけなんですが、いつも期待
に応えてくれます。陽射しがあればもっといい色
抜けをしただろうにと少し残念には思いますが。
今日は観光課と環境課の4人合わせて10人で雨
巻山を歩いてきました。私たちは会発足に向けて
着々準備中ですが、ようやく町との協働作業も
始まりました。雨巻山も益子いくべ会(43人)
も大きく動き出します。

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