雲の上に立つ:富士山(3776m)登山

【8月30日から31日 雲の上に立つ:富士山(3776m)登山】

「益子いくべ会通信」よりお知らせしてあったこの計画。
今夏の落ち着かない空模様をそのままに、
天気予報は2日間とも「曇り時々雨」と悲しいまでに芳しくありません。
ましてやシーズンオフのこの時季なのに3400mの山小屋が確保できず、
150mも下の元祖室(3250m)に寝床を求めなければならないし・・・です。

どうにもこうにも波乱含みの計画スタートとなりました。

ところで、
一緒に登ってSLを務めてもらったyamasanpoさんの「登山・花日記」では、
とうの昔に丁寧なレポがアップされています。
詳細はそちらを覗いてもらうこととして、
ここでは端折ったレポにさせてもらいます。


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元祖室からのご来光


日本百名山の著者深田久弥は富士山を、
ただ単純で大きいので「偉大なる通俗」と呼んでいるそうです。
「確かに!」

アルプスにばかり入り浸っていた私にも
「ただ高く大きいだけの凡庸な山、登山をやめる前に1度登ればそれでいい」
との思い上りが色濃くありました。
なのに1人で登り2人で登り3人で登り4人で登り大勢で登りと、
いつしか回数を重ねて今回は6回目の富士登山となりました。
通俗と言われながらも日本一の標高を誇る富士山には、
「ただ単純に高く大きいだけではない偉大なる魅力が秘められている」
と思い知らされたからにほかなりません。

ただ一つの難点は高山植物が少ないこと。
氷河期を生き延びてきた高山植物が生育するアルプスなどと比べると、
富士山は孫やひ孫より以上も歴史的に若いのだから仕方ないことだけど・・・。

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富士スバルライン5合目を15人でスタート。勿論のこと協力金を預託して。CLはテルちゃん(トップ)、SLはyamasanpoさん(中間)と私(ラスト)。イーブンペースで着実に進みます

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花が少ないのが難点と書いておきながら花の羅列で始まってしまいました。気をつけて歩けばもっともっとさまざまな植物に出逢えるんでしょうね

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テルちゃんのリードが絶妙なので、みんな余裕の表情を滲ませ満面の笑顔をこぼしながら登っています

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眼下の雲間に北富士演習場と山中湖の一部が見えてきました。パトロール隊員が「もう少し左手には河口湖も見える筈」

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抜かれても急かず焦らずエッチラオッチラマイペース。「ハイッ、槍ヶ岳を越えたよ~!」「ハイッ、奥穂高岳と間ノ岳を越えたよ~!」「ハイッ、標高第2位の北岳を越えてこれまでで一番高いところに立ってるよ~~~!」

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早々と今夜の宿元祖室に到着。食堂に余裕のスペースをもらって茶話会。茶話会とは言っても主役はビールとワイン(yamasanpoさんが持ち上げたもの)だけどね。おつまみも机上を行き交います。その席のまま夕食(ちょっとお粗末なカレー)に突入し・・・寝袋にくるまり・・・夜中に一雨二雨あって・・・


予報は2日間とも芳しくなかったのに、
夜中に大地の渇きを鎮める雨が落ちただけで2日目も清々しく空けました。

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夜明け前

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夜明け前

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3250mからのご来光。当初予定していた3400m付近からは、雲の塊に阻まれて拝めなかったとのこと。山頂からも見えたり見えなかったりとか。何が幸いするか分かりませんね~

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君たちよ、何思う?

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昨日は3100m付近で「ちょっと頭が痛い」程度の仲間が2~3人いたけど、今日は全員元気いっぱい。朝日を浴びながら山頂を目指します。左は既に下山を開始した人たち

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私たちはご来光を拝してからのゆっくり出発でした。それでも他の隊列と入り混じってしまいます。山頂付近の渋滞も見えます

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青空が広がり待望の鳥居が近づき気ははやるようだけど、ここをどのように歩くかが肝要

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行列

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願い叶って下界や雲上の展望が得られるように・

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吉田口山頂直前

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混みあう山頂手前で前倒しのバンザ~イ!


ここで私から提案。
御鉢巡りの60~90分の間雨に降られる気遣いはいらない空模様なので、
大半のザックはデポして身軽で歩きましょう、と。
3人がザックを背負ったままで、2人がサブザックに数人分背負い込み、
反時計回りで御鉢を巡ります。

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富士山火口の釜の底

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御鉢めぐりの途中で剣ヶ峰を背負ってパチリッ!2人だけ先行してくれてます

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後ろに見える黒い峰はトラバース

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♪見~よ青い~空~、白い~雲~・・・・・

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大海原を滑るが如し南アルプス連峰

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同上

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気分は既に剣ヶ峰

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お釜の全容

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剣ヶ峰の記念撮影が混みあっているので、順番取りに先回りしてくれたナカちゃん。「15人一緒に撮りたいのでよろしくお願いします」「ああイイよイイよ、みんな先に並びな」

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ってことで、日本一の高みで日本一の笑顔。みんな「ヤッタネッ!」

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順番を譲ってくれた上にシャッターも押してくれた同志

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遠目には秀麗な富士山頂も、近くでみればこの形相

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山上のお店やトイレ。ゴミが散らかり放題です。捨てる方に問題あり、片づけない方にも問題あり

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ここから降ります


一旦ザックをデポした場所まで戻り周囲のゴミ拾いとお土産ショッピング。
後はグングンルンルン降るのみ。
但しゴミを拾いながら。
昨夜の一雨二雨は、
砂走りの埃避けに山小屋がくれたマスクを無用の長物にしてくれてます。

ゴミをCLのテルちゃんが観光センターに持っていきました。
「拾ったゴミでも受け取れない。持ち帰ってください」だって。
何のための協力金なんでしょうね~?

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不平不満はこの笑顔に免じて腹に収めましょう


「みんなひっくるめて楽しい山歩きだったな~!!!」




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この記事へのコメント

yamasanpo
2014年09月12日 07:51
今思い起こしても富士山に相応しい山行でした。
全員何事もなく登頂できたことは綿密な計画によるものです。
いつまでも良い思い出として残ることでしょう。
幹事の方々、いくべ会の皆さんありがとうございました。
また次の機会もよろしくお願いします。
セとナ
2014年09月12日 10:05
デイダラボッチさん、こんにちは。
花が少ないと言っても結構咲いてますね。
一人も高山病にかからなかったのは凄いです!
四回も登っているのに降ろす役が多くて
まだお鉢巡りしてないんです(涙)
もう一度登ってみようかな(^^ゞ
2014年09月12日 10:28
yamasanpoさん、こんにちは。
その節は突然のSL指名すみませんでした。
お蔭さまで実り多い山行にすることができ感謝
してます。私の耳に届いてくる感想もおおむね
どころか大好評!これからもよろしくです。
2014年09月12日 10:35
セとナさん、こんにちは。
一人も高山病にかからなかったのは、山歩きの
エキスパートが何人もいたからに他なりません。
そうした人材に恵まれているので、残念ながら
(?)私は降ろし役を経験してません。ボッカ
は時々あるけどね。もう一度是非ともどうぞ!
モリ
2014年09月12日 12:54
富士山 天気もまあまあ、いい仲間にも恵まれよかったですね。みなさんに不思議がられましたが、この齢になって(山暦X年)初富士でした。実はあまり登りたいとも思っていませんでした。しかしあの三角点の説明文を読んでいたらジーンときました。
あの高さまで重機を持ち込んで整備作業!わが雨巻山とは少しちがいますね。でもこっちはこっち手作業でがんばりましょう。
感動をありがとうございました。
2014年09月12日 14:30
モリちゃん、
毎日毎日の整備作業ありがとうございます。
天下の富士山をブルドーザーが行き交い、山頂
でバックホーがうなりを上げている様は異常。
そしてあのゴミもね。
私たちは地道な手作業に汗を流しましょう。
のんびり夫婦の山遊び
2014年09月12日 19:52
デイダラボッチさん、こんばんわ!
天気が不安定ななか、御来光も仰げ、眺望も
得られ、皆さん日本一の笑顔でしたね。
山中湖湖畔ライブカメラでは雲の中に富士山
が見えていましたので、日本一を堪能された
ものと確信していました。
私達は富士宮口からでしたが、吉田口からだと
花が多いですね。
トミー
2014年09月12日 23:04
富士山ではお世話になりました。
腰の負傷が思ったより長引いているのと、久しぶりの登山、高山病の心配といろいろ懸念していたのですが、参加してよかったです。
ご来光は。。毎日太陽が昇っているはずなのに、なぜありがたく感じるのでしょうか。。ずっと見ていたいくらいでした。
いくべ会の皆さんは何と言うか、いろいろとスゴいというか素敵ですね。皆さん素敵で軽く凹んでしまうくらいです。
またよろしくお願いします。
2014年09月13日 08:36
のんびり夫婦の山遊びさん、おはよう!
期待を裏切られることはちょくちょくあるけど、
元々諦めていたものがコロコロと上手く転がっ
てくれたので、心底日本一を堪能できました。
富士宮口は最短距離で登れる上、ヤナギランの
群生地があったりニホンカモシカが見られたり
しますよね。往復とも同じ道を歩かなければな
らないことが欠点と言えば欠点。どのコースに
も一長一短あるということですね。
2014年09月13日 08:48
トミーさん、おはよう!
70人の会員がいる中で入会に一番慎重だった
のは紛れもなくトミーさん。そのトミーさんだ
からこそグループ活動ならではの協同作業とか
感動の共有を感じ取ってもらえてる。日常の出
来事が非日常の出来事になる「山」。次、剱岳
で感動を分かち合いましょう!
kyon
2014年09月17日 06:25
おはようございます。
毎日富士山を思い出しながら、にやにやして過ごしています。いくべ会のみなさんと歩いたからこその楽しく素敵な旅でした。ありがとうございました。
次はアルプスをぜひ!
よろしくお願いします。
みなさんとまたお会いするのを楽しみにしています。
2014年09月17日 09:23
kyonちゃん、おはよう!
仕事柄なのか元々の才能なのか?素晴らしい
富士山紀行を寄せて貰いありがとう。なのに
パソコンが壊れていてアップできないなんて、
何と不運な廻りあわせであることか!来週位に
は直ってくるそうなので遅ればせながらアップ
てもらいましょう。男体山と富士山をクリアし
たから次はいよいよアルプスデビューだね。

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