槍穂のパノラマコース:燕岳・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳(その2)

【9月8日~9日 燕山荘~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳~三股】

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朝日に焼ける槍ヶ岳


山旅2日目の8日も穏やかに幕を開けてくれました。

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ご来光

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仄かに焼ける槍ヶ岳

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夜明けの燕岳と右奥は鹿島槍ヶ岳

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手前のモス・グリーンとオレンジのテントがイケちゃんとウララ、Kちゃんと私のねぐらです

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八ヶ岳&富士山&南アルプス

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大天井岳と穂高連峰と槍ヶ岳連山


初日(7日)の天候に恵まれなかった場合を想定し、
2日目(8日)の出発前にも燕岳をピストンするという行程にしてありました。
ところが慎重な計画はありがたいことに杞憂に帰したので、
計画を1時間前倒しして7時に出発。
中途半端な時間なので前にも後ろにも人影はなくプロムナード独占状態!

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2日目のスタートはご覧のとおり。天上天下唯我独尊の気分です

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出発してすぐに雷鳥の歓迎。雷鳥は決して珍しくないけど、木に止まっている姿は珍しいかも

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振り返り見る立山・剱岳・針ノ木岳など

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同じく燕岳とラピュタ

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行く手には大天井岳・穂高連峰・槍ヶ岳連山

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花もいろいろ:ミヤマコゴメグサ

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タカネナデシコ

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ウメバチソウ


大天井岳に続く登山道は花崗岩主体の砂礫の路です。
天界と地界を隔てる稜線上の白い幹線道(表銀座コース)です。

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幹線道でも空白の時間は存在するものなんですね~。誰に遠慮することなく時空を揺蕩う5人衆です

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天が、地が、花(コマクサ)がエールを送ってきます。でも幸せすぎて時空を超越してしまってます

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地に足は着いているけど天空の路です

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天空の道はウラシマツツジが赤く燃える路でもあります

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ただよい歩きをしていると何度も振り返り見てしまいます

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オッと、夢見心地でさまよってばかりはいられません。ハシゴです。順番待ちするイケちゃんの身体より大きなザックを見てやってください

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ハシゴを降りたところに『表銀座コース』を切り拓いた小林喜作さんのレリーフがあります。好々爺って感じですね。感謝!

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この花何の花?同じ茎から色違いの花をつけてます

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幹線道が大天井岳の斜面で、東鎌尾根を経て槍ヶ岳に続く表通りと、大天井岳を経て常念岳&蝶ヶ岳に続く裏通り(パノラマコース)とに分岐します。また振り返り見ます

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標高が上がると見えてくる景色にも変化が。針ノ木岳・蓮華岳・唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳・・・


分岐からの一気登りの途中、
「たまには栄養豊かな店屋物をいただいてもイイよね」などと、
メニューに載っているかどうかも分からない牛丼や親子丼に思いを馳せてました。

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その大天荘に到着。願いは叶えられそうに思えたけど、「登山靴を脱がなければならないみたい」の一言で結局は残飯整理に


兎にも角にもお腹は満ちたし水分補給も済んだので、
カメラ1つ持って『北アルプスの展望台』大天井岳(2922m)へと歩を進めました。

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天には青空地にはミヤマホツツジ

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山頂に到着する前から槍穂撮影会の様相

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どうしてもここに焦点が行ってしまいます。主役の槍ヶ岳と中岳・大喰岳・北鎌尾根

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今回の行程で最も高い場所です。「ヤッタネッ!」

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再度槍ヶ岳と北鎌尾根。もう1度お目通りを許してもらいたいものです・・・


大天荘から東天井岳と横通岳をトラバースする路は、
北海道の大地を緩くうねりながら貫く道に似て広濶で開豁なのに何故か閑散。
行き交う仲間は稀です。

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トウヤクリンドウと槍ヶ岳

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ウラシマツツジと槍ヶ岳

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ムカゴトラノオ?

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横通岳トラバース終了点から常念乗越までは一気に250m以上も降って樹林帯に入っていきます。そのことは承知の上で早くも「どんなもんじゃい!」のドヤ顔


常念乗越のテント場はそのほとんどが傾斜地。
縦並びでも横並びでも近くに張りたいのは同行者として当然の心理なのに、
適した場所がなかなか見つかりません。
探した挙句に設営したのは「平坦で横並びに張れるけどトイレの真ん前」
という微妙な場所でした。
でも出入口をトイレの反対側に設けることで解決し、
スーパームーンの下でハツちゃんも一緒に力餅入りカレーうどんを食し、
「あ~あ、幸せ~、お休みなさ~い・・・」Zzzzzzzzzz


山旅最終日(9日)の心配事は3時15分起床でのテント撤収でした。
真っ暗闇だと・・・、乗越特有の風が強いと・・・。
ところがスーパームーンがヘッデンいらずの光明をプレゼントしてくれてます。
そよ吹く風さえありません。

ラッキーに後押しされながら常念岳の岩ゴロ道にジグを切ります。
気圧の影響なのか顔がパンパンに腫れてしまったウララの脚が上がりません。
屈辱のハルウララ(連戦連敗)を努力で返上したというのに逆戻り?

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山頂手前でのご来光

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焼ける槍穂

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奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳

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予定の倍の時間をかけて常念岳到着。追い越して行った男性4人と私たちだけです。背景は御嶽・乗鞍岳・穂高連峰

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常念岳にて。贅沢にも穂高連峰と槍ヶ岳連山を背景にして

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常念岳より。感無量!

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何を願っているのか?何に感謝しているのか?

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御岳と乗鞍岳


燕岳・大天井岳・常念岳の3座から有り余るプレゼントを貰いました。
さあ、4座目の蝶ヶ岳を目指しましょう!

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激下りの途中でもブロッケン

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鞍部に着いて一休み、ってことはまた登るんです。登って降って登ったところからはほぼ平坦、は結果論。数回歩いていながら「アップダウンなんてあったかな~?」が本音


鞍部からは樹林帯と草地になるので花の種類は増えるものの、
展望は失われがちになります。

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シモツケソウがたくさん見られてラッキー!栃木県はシモツケノクニですから

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樹林帯の登りで、『3000m峰4座縦走』の全てが見えました。真横から眺めてその連なりに感動!実際に歩いたハツちゃんとイケちゃんは息を呑んでます


そしてそしてそして、
傍目には1度も拝めなかった常念岳がようやく横顔を見せてくれました。

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常念岳。この山は松本や安曇野の人たちの心のよりどころです

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蝶ヶ岳ヒュッテで大休止(ハツちゃん提供)

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蝶ヶ岳山頂(ハツちゃん提供)。ヒュッテから山頂までは指呼の距離だけど、不調のウララと私は山頂をスルーして一足先に下山開始しました

※20000文字を越えてしまったので削除を繰り返し、突然の終了です











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この記事へのコメント

イケちゃん
2014年09月13日 23:58
こんばんわ(^_-)-☆
パノラマコース行った人にしかわからないあの、すばらしい景色そして遊山通信のくにさんのブログで見ていたタカネナデシコは初見キレイ!
そして今月で山を始めて2年になる私は短い間だったが、あっちこっちと出掛けたが、ほとんどが山頂でレインウェアを着てる写真がほとんどだったが今回は一度も袖を通すことなく3日間ずっと槍ばかりみていて目を閉じるとまだ山の中にいるんだと錯覚するくらい鮮明に焼き付いています。
デイダラボッチさんウララさんハツちゃんKちゃんテルさんありがとうございました感謝、感動、感激の3日間でした!

2014年09月14日 07:22
イケちゃん、おはよう!
今回よりも素晴らしい天気や景色には何度も出
あってる。でも今回の山旅は悪天予報を覆した
上で、目まぐるしく変化するシチュエーション
とこれでもか!というドラマの数々が得られた
から、心からの感謝感動感激があったんだね。
雨女返上おめでとう。でもか弱い足指が心配。
セとナ
2014年09月14日 18:15
デイダラボッチさん、こんばんは。
見れば見るほどいいな~いいな♪
三連休、母親孝行、孫と過ぎていきます(涙)
仕方ないからデイダラボッチさんのブログで
登った気持ちになって
明日は那須アルプスのリンドウに
会ってこようかな。
ウララさん心配ですね。大丈夫ですか?


ウララさん、大丈夫?

2014年09月14日 18:44
セとナさん、こんばんは。
顔の腫れはいつしかに戻りました。
今日も和子&徹也さんと雨巻山半周を果たし
たので問題なしでしょう。私もトレラン益子試
走会に参加したりして元気いっぱいです。
お二人も那須の山々にストレスを発散させてき
てください
のんびり夫婦の山遊び
2014年09月14日 19:34
デイダラボッチさん、こんばんわ!
その2も凄いですね。超素晴らしい眺望と沢山
の花々、そしてライチョウにも出逢え、本当に
最高の山行でしたね。
レポ、楽しませていただきました。
2014年09月14日 23:22
のんびり夫婦の山遊びさん、こんばんは。
年間計画に基づいての山行という縛りが絡んで
いるので、天気に恵まれずとも仕方なしです。
なのに恵まれすぎてますよね~。
何時かは運なんて尽きるものだけど、
もう少し長持ちしてほしいと欲張ってます。
和子&徹也
2014年09月15日 17:17
デイダラボッチさん ウララさん昨日は楽しい一日有難う御座いました。
そして、御馳走様でした。
来年はさんぽ市ゆっくり見てみたいですね。
色々と欲しい物が見つかりそうです。
また、お邪魔します。
2014年09月15日 19:24
和子&徹也さん、こんばんは。
益子という町はイベントが目白押し。
何時も何処かで何かをやってるって感じです。
町が主動するものと商店街やクラブが独自で行
うものなど様々。この小さな町が生き残ってい
く為には不可欠なものだと思ってます。外貨獲
得と同様、焼き物や自然を活かして町外からの
お客様の懐をゲットしないと・・・ね。
yamasanpo
2014年09月16日 08:33
おはようございます。
展望の尾根、素晴らしいですね。
今年の自分の計画にもその尾根の一部があったものですが流そうです。
でも昨日は裏銀座から表銀座をたっぷりと眺めてきました。ディダラボッチさんのレポを参考にしながら。
雨巻トレランも準備万端の様子、参加を楽しみにしてます。
2014年09月16日 09:55
私たちは表銀座から裏銀座を眺めてましたが、
その逆バージョンでしたか。この連休中北アも
飯豊(ちい&カッチン)も好天に恵まれたよう
なので、レポを心待ちにしてます。

「トレラン益子」では産みの苦しみを味合わさ
れているものの、どのような子が生まれてくれ
るのか楽しみも大です。

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