デイダラボッチの希望と勤勉の日々

8日に発症し、9日に治療を受け、その後もベストと思われる加療が
続けられているにもかかわらず、10日経過した現在でも痛みと腫れ
が引かないばかりか皮膚の再生がままなりません。
こうも憂鬱と怠惰(歩けないのだから仕方ない)な日々が続くと、
気分が滅入るだけでなく、健全な肉体のアチコチまでもが侵されて
壊死してしまうのではないか?という疑念まで頭を持ち上げてきます。

でも頭の軽い私でも65年生きてくると“生活の知恵”が身につく
もので、“同じ物事でも捉え方によっては雲泥の差がある”
ことを知ることになりましたので、全ての物事をポジティブに考える
ような頭と体に改善されてきました。
そう、憂鬱を希望に怠惰を勤勉に変える術を覚え込み、それを実践
する方策も身につけたのです。

憂鬱を希望に替えるため、原因となっている左足薬指の症状と治療薬
について調べてみました。(参考文献を元にして素人が判断した内容
ですから、鵜呑みにはしないでください)

症状:病名は「横紋筋融解症」(多分)。薬指の皮膚が壊死した
    状態で、滲出液が止まらず疼痛を伴う
    滲出液:炎症刺激を受けた組織で血液成分が血管外に滲出し、
         組織内ショウ膜、粘膜の表面に集積したもの
薬品:強酸性水ー黄色ブドウ球菌を殺したり皮膚の再生を促す
    フロモックス錠剤ー抗生物質製剤。細菌による感染症治療薬
    ブロメライン軟膏ー創傷面壊死組織の分解、除去、清浄、治癒
    コムフィールー皮膚欠損用一時的緊急被覆剤
    フランセチン・T・パウダーー抗菌性物質製剤(患部の乾燥)


インターネットで得た情報から判断すれば、治療も薬品も妥当な
ものだと考えられます。
本人の治癒力が少々落ちているだけなのかも知れません。
そうと解れば希望を持って治療に専念するだけです。


動き回れないことと、足先を高くして横になっていれば痛みが和らぐ
ので自ずから怠惰な日々を送っていましたが、パソコンの前に座って
いるとパンパンに腫れ上がって痛みを伴うことはお構いなしに、
記録の整理や情報の収集に精を出すようにしました。
50年に亘る登山履歴を全て失ってしまいましたので、
微かな記憶を頼りに登山履歴の整理を始めたのです。
記憶があやふやな山行もイッパイありますが、
主要な山域においての誤差は5%以内には納まると考えています。
何時の日か公開できることを楽しみにして精を出します。


KAさんとYHさんが「北鎌尾根に照準を当てている」
と聞いて以来、「自分の実力ではリスクが大きすぎる」
として絶っていた北鎌尾根の情報収集を再開しました。
相当な精進を積み重ねなければ手に負えない代物だと解っていても、
咆哮するゴジラの背中を攀じ登るような苦闘と感動の記録には、
それぞれのドラマが詰まっていて興味深いものがあります。
微笑ましい親子4人での登攀記録には涙を誘われ、
同年代の積雪期単独登攀には手に汗を握り、
「初めての槍ヶ岳登頂が北鎌尾根」の記述に目を丸くしたりしました。

登攀に要する時間は様々。最短5時間(Oヒュッテのご主人)から
2泊3日(停滞も含む)まで千差万別で、
その成否は1に天候、2にルートファインディング(経験と知識による)、
3に体力、4に登攀技術、5に運だと読めました。
5はどうにもなりませんが、それ以外は余裕を持った計画と、
常日頃からの勉強&トレーニングで解決できそうです。
となれば
「私にも可能性はあるのかな?」
でも、万が一登ることになったとしても単独ですね。
危険回避や事故対処とかのリスクマネジメント(危機管理)において、
俗に言われる「単独行は危険」との方程式が、北鎌尾根では
そう簡単に成り立たないと思うからです。

どうです?
憂鬱から希望へ、怠惰から勤勉へ、大きく変わったでしょう?
でもまだ薬指が、 

「オ~~~~、イテテテテ~~~!」

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