富士山展望・愛鷹連峰最高峰:越前岳(1504m)

【1月17日 愛鷹連峰最高峰:越前岳(1504m)】

「バスの席が空いているから一緒に愛鷹山へ行かない?」
私がアドバイザーとして時々添乗している
山専門の旅行社E・Tから誘いがかかった。
参加費を払うことも添乗費をいただくこともない、
いわゆるオブザーバー的立場の参加ではどうかと言うものだ。
ここ暫らくの間腰痛が酷く雑用も重なっていたのだったが、
14日のN君の施術で
「この身体でよくあれだけ歩けるよな~!?」
と呆れられながらも一応のお墨付きはもらったことだし、
15日で雑用も一区切りついたので言葉に甘え出かけることにした。

そこで早速16日、今年6回目となる雨巻山を歩いてきた。
腰は先ず先ず。
先ず先ずどころか知人・友人・顔見知りに次々出会い元気を貰った。

そして17日。
前夜20時には床に就き2時30分に目覚ましをかけておいたのに、
12時に目覚めてしまったのでそのまま起きだし、
大相撲や高校バレーなどを観ていた。
2時になり暇つぶしにPCを動かしてみる。
今やっと2時30分。
その間コーヒーを2杯も飲んだので目はパッチリ!だ。
とは言へ、ひろしはひろしでも五木ひろしより細いかも?
「サアッ!そろそろ出発準備にとりかかるか~!」
宇都宮4時丁度発予定だ。
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下山後の入浴施設から仰いだ富士山

一目散に裾野ICを目指す車窓には、ドデカク高く颯爽と、
雪化粧した富士山が寒天を限り、その左手に目指す愛鷹連峰が、
大きな2つ耳を揃えて駿河湾へと裾を引いていた。
右側の耳が目指す越前岳のようだ。
「ワクワク!ドキドキ!」

一足飛びに十里木高原駐車場(登山口)へ場面を移そう。
越前岳と道路を鋏んだ真後ろの蒼く丸い空に、
十里木高原を座布団代わりの白氷の台形が胡坐をかいている。
富士山と大海原には人一倍思い入れの強い栃木県人の魂が爆発!
パシャッ!カシャッ!ワンッ!ポニョッ!バシャッ!
コンデジと一眼レフがにぎやかにコラボレーションし、
老々男女(?)の輪唱と合唱と歓声がこだました。
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駐車場からの富士山

入念な準備運動で凝り固まった筋肉を解きほぐし、
観光地ならではの偽木の階段をエッチラオッチラ登っていく。
振り返り観る富士山の威厳ある佇まいはチットモ変わらないのに、
刻一刻と景観が大きくなっていくのは登り甲斐があるというものだ。
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ちょっと上よりの富士山
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もうちょっと上よりの富士山
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もっと上よりの富士山
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ススキ越しの富士山
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ススキ越しの南アルプス南部の山々

やがて十里木展望塔に到着。
急ぐ山旅ではないので、ユックリ景色を眺めシッカリ胸に留める。
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展望塔でくつろぐ仲間たちと南アルプス南部の山々
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十里木展望塔と富士山
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十里木展望台で富士山をバックに記念撮影

この展望台で地元の人の自信満々の説明を受けた。
「南アルプス南部の山?とんでもない!南部の山は遥か左奥の方。
今見えているのは農鳥岳や間ノ岳。ちょっと頭を出しているのが北岳」
だって。
何たる不見識!何たる無責任!
いくら栃木県人でも山の容で山座同定ぐらいはできますよ。
帰りのバスの中で地図を開いてみたところ、
白峰三山は明らかに富士山の陰にあった。

ユックリながらグングン高度を上げる。
高度を上げながら何度も何度も富士山を振り返り観る。
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たかが富士、されど富士
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たかが富士、されどされど富士
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たかが富士、いや、何てったって富士

いつになく休憩が多い。
いつものような休憩のための休憩ではなく、
富士山展望のためにどうしても脚が止まってしまうのだ。
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栃木県人にとっての富士山は神に近い存在
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アセビ越しの富士山

展望塔から少し高度を上げると樹林帯に入ってしまうので、
眺望は失われることになる。
その樹林帯を構成しているのはブナやアセビやヒメシャラなど。
天城連峰とソックリな植生だ。
足元の積雪量は僅か10cmから15cmほどしかなく、
それもよく踏まれているので黙々ながら快適に歩くことができる。
薬研堀の部分がないではないが、偽木の階段とは雲泥の差だ。

出発から約2時間で越前岳(1504m)に到着。
やっと富士山が見える場所に飛び出したというのに、
山頂は早くも雲に侵食されていたので早めのランチとした。
Yと私とで湯を沸かして飲み物を提供。
その内富士山がリニューアルして再登場した。
山頂にいた20数人が次々に山頂標識の前でポーズを決める。
私たちもお決まりの記念撮影。イエイッ!
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バックに富士山がなくてはただの山頂。富士山があってヨカッタ~!
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デイダラボッチの晴れ姿!?

ランチに45分を費やし、再び雲の陰に隠れた富士山に別れを告げ、
アイゼン装着後11時30分に山頂を辞した。
下山コースは富士見峠経由愛鷹山登山口(山神社)。
樹木が背を伸ばして眺望が失われがちな富士見台、
スッキリした位牌岳とギザギザした鋸岳と駿河湾展望の鋸岳展望台、
黒岳を分岐し富士山の見えない富士見峠、
で休憩を交えながらスタスタ下る。
取り立てるほどのこともないので簡単に写真で紹介。
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目を見張るほどのアセビやヒメシャラの巨樹。密度の濃いアセビ
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木の間越しの富士山
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後姿
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富士見台(詳しくはearth-trek.net/でどうぞ)
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後姿
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下山口の山神社

好天に恵まれ、存分の富士山にも恵まれ、本当にイイ1日だった。
E・Tと仲間に心から感謝!

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