白馬岳と不帰キレットと唐松岳:2日目後半と3日目

【7月21日 白馬岳と不帰キレットと唐松岳:2日目後半】

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不帰ノ嶮Ⅱ峰北峰を目指す12人


2日目後半の計画
不帰キレット(2411m)10:50着(昼食)11:30発~唐松岳(2696.4m)
14:50着15:00発~唐松岳頂上山荘(2620m)15:15着(泊)
3日目の計画
唐松岳頂上山荘7:00発~八方池9:10着9:30発~八方池山荘
(1850m)10:30発~グラートクワッド・アルペンクワッド・ゴンドラリフト
アダム乗り継ぎ~第2郷の湯11:30着(入浴・昼食)13:00発~
益子17:00着

2日目後半の実際の行動
不帰キレット11:50着(昼食)12:15発~Ⅱ峰北峰13:45発~
Ⅱ峰南峰14:00着14:10発~唐松岳14:55着15:00発~
唐松岳頂上山荘15:15着(泊)
3日目の実際の行動
唐松岳頂上山荘6:00発~丸山ケルン6:40着6:50発~八方池
8:30着9:00発~八方池山荘9:50着10:00発~リフトとゴンドラ~
第1郷の湯11:00着(入浴)11:50発~美麻の湯12:10着(昼食)
13:00発~益子16:55着



昼食を終えておもむろに腰を上げたた時、
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)の声を聞いたような気がしました。
「心して取り掛かれよっ!」

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励ましをくれたハクサンシャクナゲ

でもⅠ峰はただの岩コブに過ぎません。
チョンの間に通過しました。
しかしながら、
天狗山荘を10分前に発った夫婦の悪戦苦闘がⅡ峰北峰に見えました。
Kちゃんの3枚の写真(赤い丸印の中に人物)でその巌とルートを紹介します。

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その1

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その2

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その3


当然のこと私たちも同じ場所を攀じ登ります。
でもここの岩は硬い上にフリクション(摩擦)が利き、
落石の危険性も微々たるものなので数珠繋ぎ(コンテ)で登ってもらいました。

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ここを1人1人切り離してスタカートで登っていたとすれば、どれほどの時間を
要したことだろう?

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1枚上の場面をしたから見上げたものです

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垂直の壁を登りきると右にトラバースします

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右トラバース後に3m垂直移動し今度は左にトラバースします

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クロユリ(黒百合):こんな険しい岩場でも花は豊富に見られます

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タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)

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チングルマ(稚児車)

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この岩の基部を通過します。弁慶八戻り岩?

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「不帰嶮の文字が目に入らぬか~!」なんてね

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同じ台詞を言ってるね、キット

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ホラ、ヤッパリ口の開き方が同じだ~


3ヶ所ほどで神経を集中させれば不帰嶮Ⅱ峰南峰に立つことができます。

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誇らしげな表情ですね

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その後ちょっとだけガレを登ることもあります

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唐松岳山頂にて

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同上:「笑うなって言われたってそりゃ無理な注文だよ~!」

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唐松岳頂上山荘の窓越しに見る剱岳



【7月22日 白馬岳と不帰キレットと唐松岳:3日目】

最終日は、
山荘~丸山ケルン~扇雪田~上ノ樺・下ノ樺~八方池(飯森神社奥社)
~(第3ケルン迂回)~八方ケルン~第2ケルン~八方山ケルン~第1ケルン
と八方尾根を降るだけです。
ウェブリブログは20000字以内に収めなければならないシステムになって
いるので、
文章を極力省き(主に)花の写真の羅列で終えることにします。

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アオノツガザクラ(青の栂桜)

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コバイケイソウ(小梅蕙草)

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エゾシオガマ(蝦夷塩釜)

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丸山ケルン

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シラネアオイ(白根葵)

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扇雪田で一休み

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オオサクラソウ(大桜草)

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同上

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タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)

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ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

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クルマユリ(車百合)

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タテヤマウツボグサ(立山靫草)

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ハクサンチドリ(白山千鳥)

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イワシモツケ(岩下野)

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ハクサンタイゲキ(白山大戟)

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同上アップ

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シモツケソウ(下野草)と遠見尾根

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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)

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タカネナデシコ(高嶺撫子)

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八方池を眼下に見て

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キバナノカワラマツバ(黄花の河原松葉)

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イワオトギリ?(岩弟切)

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ワレモコウ(吾木香)・ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)など

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八方池にて

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八方池畔の飯森神社奥社の11人衆

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イワイチョウ(岩銀杏)

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ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)

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八方ケルン

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タテヤマリンドウ(立山竜胆)

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コラボ

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オヤマソバ(御山蕎麦)

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シロバナハナニガナ?(白花花苦菜)

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八方池山荘に到着しました


不帰キレットは岩の殿堂だったけど八方尾根は高山植物の宝庫。
ニッコウキスゲ・ワタスゲ・ハクサンシャジン・ユキワリソウ・ギボウシ・ツガザクラ・
ホタルブクロ・オオコメツツジ・ミヤマホツツジ・マイヅルソウ・ムシトリスミレ、
アカモノなどなど、紹介し切れなかったものが30種ほどありました。
雪と岩と花。
3日間のとってもいい山旅でした。

9月にはこの計画に八峰キレットを加えて鹿島槍ヶ岳まで延長する予定です。

*このブログは数人の家族の写真をお借りして作っています。
  また、花の名前に間違いがあるかと思いますのでご訂正の上容赦ください*

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この記事へのコメント

ヤホホ
2013年07月26日 19:54
お帰りなさい(^-^)v
お花も気色も笑顔も最高です\(^o^)/出来ればその場にご一緒したかったです。
セとナ
2013年07月28日 20:23
デイダラボッチさん、こんばんは。
今頃は赤石避難小屋で興奮して(花の綺麗さに)
眠れぬ夜を迎えようとしている頃でしょうね。
不帰キレットは絶対行って見たくなりました。
岩と山の姿が何ともいいです。
唐松岳は真っ白だったのでもう一度登りたい!
オオサクラソウも綺麗だな~
笑うな~と言ったってそりゃ無理ですよね。
雨巻家族の皆さん♪
和子&徹也
2013年07月29日 18:00
不帰キレトと唐松岳良いですね~。
皆さんの笑顔に納得です。
鎖場を登るのも楽しいでしょうね。
そしてクロユリ、オオサクラソウ見てみたいですね。
最高のトレッキングでしたね。
2013年07月30日 11:45
ヤホホさん、こんにちは。
昨夜、足掛け4日間かけての南ア南部の山から戻
ってきました。曇天続きながら降られたのは最終
日だけだったので、百花繚乱を愛でるとか、赤石
岳避難小屋に泊まる、とかの当初の目的は達成で
きました。後々触れますが、私にとって思い出深
い山になりました。
2013年07月30日 13:50
和子&徹也さん、こんにちは。
天気と雪・岩・花に恵まれた不帰キレットも良か
ったけど、深い森と花とが織り成す南アルプス
南部の山々も相変わらず素晴しかったですよ。
でも、持病の腰痛と不眠症、ドライアイを含む
目の病、十二指腸潰瘍(再発)らしき痛み、情緒
不安定状態の常習化など、遭難や事故につながる
要素が限りなく増えてきてしまいました。
そこで、中途半端だと批判を浴びても「今回を最
後に年間計画を断念する」とウララに言い残して
の山旅でした。事故を起こしてからでは間に合わ
ないので。最後となる赤石岳避難小屋では、
どうにも涙が抑えられませんでした。
ほて
2013年07月30日 14:59
↑↑
そんな覚悟があったなんて…
その細い体のどこにあのエネルギーがあるのか不思議でした。
“山が好き”が一番の源?
出来るならば今後も軽~いハイキングでいいですからご一緒したいです。もちろんウララさんもですよ


今朝ほどは早くから失礼いたしました。大切なものを車内に落としてしまったので(ほんの小さなものです)・・・

私にとっても忘れられない山旅がまた一つ増えました。
お世話になりました。upを楽しみにしております。
しばらくは、山姥から草取り&芝刈りオバさん、そしてこもりのおばちゃま(子守の婆ちゃま)に変身です

2013年07月30日 15:31
セとナさん、こんにちは。
上のコメントはセとナさんに送った心算でいたの
に、宛先が和子&徹也さんになってました。何も
かもがこの有様。老化現象を象徴してますね。
今回の山旅もいい意味で色々ありました。
只今写真整理中。
再びスカウトが来ないようガンバリマス!
ヤホホ
2013年07月30日 15:55
ご苦労様でした。雨巻家族をこんなにも愛し、沢山の山の魅力を教えてくださり感謝です。現役組は休みが取れず、ご一緒したいと思うだけで叶わず残念です。でも、何処かの山でお会いできるのを楽しみにして、マイペースで山に登り続けますね。ゆっくり身体を休めて下さいm(__)m 
2013年07月30日 15:58
ほてちゃん、こんにちは。
山は身体が動かなくなるまで止めないし止められ
もしない。だから個人的には登り続けますよ。

肉体的なものは正直なところ二次的理由。
この所の葬送行進状態とか無反応状態に
「自分は一体何のために努力していたんだろう?
都合のいい道化師にしか過ぎなかったのか?」と
考えた途端精神的にプッツンしてしまいました。
それでも個人的に約束したプランだけは全うした
いと考えてますが・・・。
ハッチャン
2013年07月30日 18:22
南アルプス、お世話になりました。昨日の事なのでコメントしたいところですが、アップを楽しみに、白馬岳・不帰の瞼・唐松岳縦走について、私の気持ちを聞いてくださいね。今年の1月頃、白馬岳と聞いた途端行きたい!と思ったのですが、不帰の瞼????!私には無理!とズ~っと思っていました。しかし、御在所岳以来頻回に山行に参加させていただき、デイダラボッチがいるから安心?登れるかな?!と自分に言い聞かせ、自分なりに情報収集をして臨みました。結果は、やっぱりデイダラボッチマジックで通過できた!!大雪渓でも、不帰でも、辛くなった時に、デイダラボッチの声が聴こえてくると、不思議に気持ちが安定して、いつの間にか難所は通過できていた!!これが私の白馬岳と不帰の瞼でした(大満足)。勿論、残雪の山々、剣や槍ヶ岳、八ガ岳や富士山、遠く能登半島等々、絶景というには表現しがたい光景にも大感動でしたが、完登できたことの喜びの方が大きいと感じています。雨巻山でトレーニングを初めて10か月になりますが、年は行っても登山経験不足の私がこんな稜線にも立てたんだと・・・感激と感謝でいっぱいです。いつもいつも、私たち家族のために!と、心を砕いてくださっていることが手に取るように伝わってきていますが・・・何か伝えきれないですね。
また、玉ねぎを切ったり・・・山食のお手伝いがしたいです。
ちい
2013年07月30日 18:39
デイダラボッチさん、こんばんは。ご無沙汰です
日曜日イケちゃんと灼熱の低山に行って来ました。
イケちゃんに剣の話を沢山聞きました。
イケちゃんも、「デイダラボッチと一緒だから怖くなかった。デイダラボッチと一緒だから安心して行けた。」って話してました。一緒に行けて羨ましかったぁ。でも間接的にイケちゃんから勇気を貰って、剣に行ってみたいと思うほどになりました。(この超高所恐怖症の私がです!)
お花オンチの私にお花を見る楽しさを教えてくれたのはデイダラボッチさんです。だからコウヤボウキは大好きなお花です。大勢でワイワイ登る楽しさを教えてくれたのもデイダラボッチさんです。
雨巻山のイワタバコはいつ頃ですか?
セとナ
2013年07月30日 19:12
デイダラボッチさん、こんばんは。
たっぷり心と身体充電して下さいね。
セとナから元気印の気を送りま~す。
エィッ!

2013年07月30日 19:47
ハツちゃん、こんばんは。
雨巻家族と歩く山旅はすごく神経を遣う(実力以
上の山ばかり設定しているから)し、自分にとっ
ては最低でも10回、多い所では40数回登って
いる山ばかり。でも「楽しくないの?」と問われ
ればそれは否。間違いなく楽しかったしそれを生
甲斐に頑張ってきた。だけど、私の真意や思いを
汲み取ってもらえない苛立ちとか、無反応な対応
を味わう都度、虚無感に苛まされてポッカリ穴が
空いちまったんだよね。このか弱い心に・・・。

山を歩く上での心構え・装備・歩行技術・画一的
でない楽しみ方など幾つかは伝えられたと思うの
で、それらを活かして山を楽しんでください。
雨巻山ではしょっちゅう出会えるね。キット!
2013年07月30日 20:05
ちいさん、カッチン、こんばんは。
涙もろいデイダラボッチは涙目でこのコメントを
打ってます。石川@さん、yamasanpoさん、和子
&徹也さん、イケちゃん、その他大勢の人たちと
の縁結びに一役買えてヨカッタ!山の楽しみ方の
多様性にも着目してもらえたようでヨカッタ!
あっ!全部過去形になってるね。
近々雨巻山と会津駒ケ岳に登って、イワタバコと
ハクサンコザクラ、M&Sさんの情報を届けます。
2013年07月30日 20:18
ヤホホさん、順序が逆になってごめんなさい。
年甲斐もなく頑張りすぎたので、
心と身体にチョット疲れがでたみたい。
頑張らない山登りを心がけます。それと、
いつかどこかで会えることを願ってます。
励まし、どうもありがとう!
2013年07月30日 20:28
セとナさん、こんばんは。
元気印の気の込められた4Kgの砲丸?、
ドスンッ!と受け止めました。
どうもありがとう!
イワタバコ、きれいですね~。
デも雨巻山へ花探索に出かけたいな~・・・。
和子&徹也
2013年07月30日 21:07
今晩は、私の気持ちを書かせて下さい。
責任感の強いデイダラボッチさんは年間計画や山での苦労は私達が分らない位大変でしょうね。
参加した人たちが喜んでくれるのが一番好な方で、我々はデイダラボッチさんの気持ちの半分も理解してないかも知れませんね。
もう少し気を楽にしてお付き合い下さい。
雨巻山でも、奥久慈の山でも皆さんとの楽しい時間は過ごせると思います。
難度の高い山も良いですが、其々の実力に合った山で楽しみましょう。
これから宜しくお願いします。
上手く気持ちが伝えられなくてすみません。
2013年07月30日 22:45
和子&徹也さん、こんばんは。
今年は古希という節目なので、年頭から「今年限
りで先棒担ぎは降りる」と決めていたしそう伝え
てもおきました。そんなことからちょっとキツイ
と思われる山を沢山詰め込んでしまいました。
でも、荷が重すぎたとは思っていないんです。
五体不満足でも自分自身まだまだ歩けるし、
家族も見る見るうちに実力アップしてますから。
それなのに「暖簾に腕押し」と感じてしまったの
は自分の未熟さゆえなんでしょう。
これからはユックリ登ります。
ユックリ生きていきます。
芋虫で~す
2013年07月31日 13:53
朝からお邪魔しました。
間にあってよかった。些細な事まで学びます。
よろしくお願いします。
2013年07月31日 15:25
芋虫さん、こんにちは。
あれから雨巻山に登ってイワタバコやウバユリを
見てきました。沢・森・花がシットリ活き活き!
いいですね~、地元に山があるってことは。
これから急いでアップしようかと思ってます。
イケちゃん
2013年07月31日 22:00
デイダラボッチさんこんばんわ

昨日ブログ、突然の計画中止⁉
現実を受け止めたくない受け止められないでも仕方ない自分勝ってだったところ昨日から頭をよぎり月末仕事忙しい中一日頑張りやっと現実を認め今はありがとう感謝の気持ちと反省の気持ちでいっぱいです(>_<)
4カ月前デイダラボッチや雨巻家族に出会いそれまで宝篋山と筑波山にしか登ったことがなかったのに剣岳まで連れて行ってくださって本当に夢の様な4カ月でした。
これからも私は山(当分はまた筑波山と宝篋山時々雨巻山)に登り続けます
山の経験も人生経験もまだまだだった私でしたが、出会ったみんなに感謝(^o^)デイダラボッチさんウララさんに感謝(^o^)
また機会があれば一緒に山登りたいです。
本当に本当にありがとうございました。
これからの人生の中でデイダラボッチのような人に出会うことはないと思ってるけど思い出ありがと39‼




2013年08月01日 14:15
イケちゃん、こんにちは。
昨日に続いて雨巻山。Kちゃんは放射線測定で、
ウララとハツちゃんはボッカ役で、腰を痛めてい
るデは空身で登りソーメンパーティーでした。
1日1日スゴイ変化。3000mの高山とはまた
違った好さを再発見・再体感しましたよ。
余りに沢山の植物・花・昆虫・小鳥・爬虫類(?)
・動物との遭遇に4人4様驚き続きでした。

もう会えないようなこと言わないでよ。
色々あって「先棒を担ぐ」ことからは降りるけど
「微笑みの天使・イケちゃん隊長」が企画してく
れればいつでも参加するよ。ヨ・ロ・シ・ク!

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